「都構想」否決の意義と課題を考える討論集会-万博・インフラへの大型開発投資と「広域一元化条例」を問う/大阪


イベント詳細


「都構想」否決の意義と課題を考える討論集会

内 容:3つの問題提起
・「否決勝利した市民パワーを次に繋ごう」
  ……どないする大阪の未来ネット事務局
・「夢洲開発・万博・大型インフラ投資を問う」
  ……夢洲懇談会・武田かおりさん
・「政令市の権限・財源を奪う条例制定は許されるか」
  ……公共政策「ラボ」・平松邦夫さん

1.住民投票勝利を導いた地域での組織活動(基礎票を固めた)+無数の市民の決起(逆転への票を上積みした)

2.知事・市長・維新が狙う「観光産業育成+夢洲万博+大型インフラ整備」への巨額の投資の実態
 万博=会場建設費(1250億円見積りが1600億円超に・府市負担は500億円を超える)
 会場の夢洲開発(地下鉄延伸540億円、島内整備500億円)
 運営費820億円(2820万人の入場者の入場料を当て込む、コロナ禍でそんな入場を見込めるのか)
 災害に弱く防災不完全な人工島で良いのか?
 JRなにわ筋線・関空へ直結=3300億円(府市負担1180億円)
 阪神高速淀川左岸線延伸5262億円(府市負担958億円)
 ……現在工事中の市内部分の建設費1162億円が700億円程膨らむと発表(大阪市負担45%)。
 うめきた2期・基礎整備費1270億円
 府立大・市立大統合・新キャンパス事業費1000億円(25年新設)
 将来的にはリニア新幹線などなど。

3.大阪府は投資財源がありません
 都構想で想定した大阪市からの広域事業費2000億円と都構想で当て込んでいた大阪市の財政調整基金残高1300億円(内190億円は弁天町再開発費としているので実質残高1100億円)などを吸収しないと彼らの計画が進まない。

4.そこで、考えたのが「府市の広域行政一元化条例」制定の案なのか
 内容は不明だが、政令指定都市が持つ「広域事業の独自権限」と「事務・財源」を大阪府に吸収する奇策を考えるのだろう。コロナ禍の大変な情況の時、顔と言葉だけで露出して具体的対策を放置し「制度いじり」に奔走する維新政治にストップを。
 皆さまの集会へのご参加をお待ち申し上げます。

■ 日 時:2020年12月14日(月)18時30分~

■ 会 場:エルおおさか 6階大会議室
 大阪市中央区北浜東3-14
 京阪本線・地下鉄谷町線「天満橋駅」より徒歩5分
 京阪本線・地下鉄堺筋線「北浜駅」より徒歩8分
 http://www.l-osaka.or.jp/access/

※コロナ感染予防のため、マスク着用・検温を徹底し、座席空間を設けます。

■ 資料代:500円

■ 主 催:どないする大阪の未来ネット
 連絡先:大阪市北区天満1-6-8 六甲天満ビル2階 電話:090-3270-8244