詳細:http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/307-s-0227.html
新型コロナ感染症や気候変動のみならず、自国第一主義の蔓延による多国間主義の崩壊、世代間・ジェンダー・マイノリティといった様々な格差、長寿命化に伴う生と死の倫理観の転換など、私たちは多重の危機下に置かれている。
そうした中で、人類の公共的な知的資産を継承し、新たな知識の発見や技術の開発によって公共の福祉の増進に寄与すると共に、地球環境と人類社会の調和ある平和的な発展への貢献を社会から負託されている存在であるアカデミーはいかにあるべきか、昨今の状況も含めてその来し方行く先を展望し、より求められ、望まれるアカデミーの役割発揮について議論する。
■ 日 時:2021年2月27日(土)14:00-17:00
■ 開催地:オンライン開催
どなたでも参加いただけます
■ 参加費:無料
■ プログラム
・総合司会:吉村 忍(日本学術会議第三部部長、東京大学・教授)
・14:00:開会挨拶
・14:10:
基調講演「日本学術会議の現状と展望」
梶田 隆章 (日本学術会議会長、東京大学・教授)
・14:20
特別講演:「日本学術会議に対する期待」
井上 信治 (内閣府特命担当大臣(科学技術政策))
・14:30
講演「ナショナルアカデミーの役割─独立性と助言機能─」
Professor Daya Reddy (国際学術会議<ISC>・会長)
Sir Adrian Smith (英国王立協会<the Royal Society>・会長)
武田 洋幸 (日本学術会議第二部部長、東京大学・教授)
・15:00
講演:ナショナルアカデミーへの期待と要望
「科学技術開発の考え方と学術会議への期待ー産業界(COCN)からー」
須藤 亮 (産業競争力懇談会専務理事、株式会社東芝・特別嘱託)
「日本学術会議への期待」
篠原 弘道 (NTT取締役会長)
「日本医学会119年の歩みと学術団体の社会的責務」
門田 守人 (日本医学会連合・会長、大阪大学・名誉教授)
「歴史からみたアカデミー」
隠岐 さや香 (日本学術会議連携会員、名古屋大学・教授)
「シンパシーからエンパシーへ」
平田 オリザ (日本学術会議第一部会員、四国学院大学・教授、劇作家)
・休憩(10分)
・16:00
パネル討論「ナショナルアカデミーと未来」
モデレーター:髙村 ゆかり(日本学術会議副会長、東京大学・教授)
岩崎 渉(日本学術会議連携会員・若手アカデミー代表、東京大学・准教授)
松中 学(日本学術会議連携会員・若手アカデミー幹事、名古屋大学・教授)
寺田 佐恵子(日本学術会議特任連携会員・若手アカデミー、東京大学、日本学術振興会特別研究員)
梶田 隆章 (日本学術会議会長)
望月 眞弓 (日本学術会議副会長、慶應義塾大学・特任教授)
菱田 公一(日本学術会議副会長、明治大学・特任教授)
橋本 伸也(日本学術会議会員第一部部長、関西学院大学・教授)
■ 申込み:以下のページよりお申込み下さい。(当日受付可)
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0067.html
■ 主催:日本学術会議
問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
電話:03-3403-6295