続報】防衛省のネット工作員養成計画‐岸防衛相が存在を認める

防衛省のネット工作員養成計画
戦争ミリタリー=10代の美少女(多くは体の線がはっきり出た際どい服装やミニスカなどの萌え系)の公式が成立している昨今。脳内お花畑の人が楽しい夢を見ています。

現実の戦争ミリタリー↓

(投稿者:司宮二

 前回の記事の続報です。防衛大臣が事実上、計画の存在を認めました。

 復習しときますと、一応は税金で活動している役所である防衛省の島田次官らが、自省の予算獲得のために、ネットのインフルエンサー、有名ユーチューバー、芸能人らのうち「防衛問題が専門ではない人」をピックアップして組織的に接触し、まるで「一般国民の意見」のように装って防衛省の工作員になってもらおうと計画していたという事件です。繰り返すけど税金を使ってね

防衛省、芸能人らインフルエンサー100人に接触計画・自衛隊

 別に軍事官僚の肩をもつわけではないが、昨今の悪乗り「萌え路線」も含めて、昔からこれが良かれと思って真面目にやってきた防衛省の人はたまらんだろうな。記事の内容的にも内部からの告発によって秘密計画が露見したことがうかがわれます。

岸防衛相、インフルエンサー接触計画認める 省内外から批判の声

 防衛予算の大幅増額をめざし、防衛省がユーチューバーらに「厳しい安全保障環境」を説明する計画をめぐり、岸信夫防衛相は5日の閣議後会見で「インフルエンサーと呼ばれる方々に、まず理解をして頂けるような説明を行うことは重要だ」と述べ、計画の存在を事実上認めた

 同省関係者によると、計画は9月に省内に示された。文書には「防衛予算の大幅な増額を実現する」ことを目的とし、「国民に影響を有する」「防衛・安全保障が専門ではない学者、有識者、メディア関係者」の推薦を省内に求めた。具体例として、テレビのニュースや情報番組に出演する有識者や芸能人、ユーチューバーらを挙げていた。

(…中略…)計画をめぐっては、省内からは「あえて専門外の人に接触しようとしている。世論を『あおる』ことにならないか」(幹部)との指摘が出ているほか、インターネット上でも「プロパガンダではないか」といった批判の声がある。

asahi.com 2021年10月5日

 防衛省にはちゃんと広報のための予算があるはずです。自分の責任と名前で堂々と広報すればいいはず。もちろんその内容に対する批判を聞くことも含めての責任です(役所なんだから当然)。それを「防衛問題に詳しくない民間人」に、自分の宣伝をしてもらうことを前提にして、一方的な内容を吹き込むという。これは政府広報ではなく立派なプロパガンダ(政治宣伝)、というか隠れてやってるマヌーバ(策略)です。

司宮二

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