新着:これからの大衆運動の課題は「反差別」だと思う(その1)

〔雑記・長文〕本年もよろしくお願い致します

富岡町仮設住宅でのもちつき大会
富岡町仮設住宅でのもちつき大会

by ときわ列車

 旗旗をご覧の皆様、明けましておめでとうございます。いわき市民、ときわ列車です。本年もどうかよろしくお願い致します。

 さて今回は、今月5日と6日の活動のことについて話そうと思います。

◎5日
 「いわき金曜行動」(Twitterでは“#いわき駅前アクション”というハッシュタグがあるため、こちらでも表記することがあります)を共にする方からこの日に自宅近くにある富岡町仮設住宅でのもちつき大会があると聞き、徒歩で訪れました。

 多くの住民やボランティアの皆さん、そしていわき市に家を構えるケーシー高峰師匠が一同に会し、楽しい時間を過ごしました。

 富岡町はかつて1年だけですが住んでいた町…住民の皆さんとの交流は非常に感慨深いものがありました。集会所なら立ち入り自由とのことなので、今後もできる限り立ち寄りたいですね。「来てくれるだけでも嬉しい」とおっしゃった住民の方の思いに応えたいですしね。

◎6日
…で、次の日は何をしていたかと言いますと、いわき市に隣接する鮫川村に行ってきました。

と言うのも、実は鮫川村である問題が起こっているからです。

 それは、この村に「放射性廃棄物焼却炉」を作ろうとしている動きがあるからです。これは「環境省」が放射能汚染された農業系副産物(稲わら、堆肥など)を焼却処分する「実証実験」として行うもの、ということになっています。ところが、これまでの経過を見ると大いに問題があることがたくさん出てきました。これは直接話を聞かなければならないと思い立ち、6日の住民会議を紹介して下さった「いわき駅前アクション」の仲間と共にこれに出席してきました。

事実経過は会議を集会して下さった方のブログに譲るとして
http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear
かいつまんで概要と問題点だけここに記します。

※概要

・①「仮置き場」 ②「前処理施設」 ③「焼却炉」 ④「排ガス処理設備」 ⑤「管理型処分場での処分を前提とする焼却灰処理設備」 ⑥「焼却灰貯留設備」 等々を全て兼ね備えた「全国初のモデルケース」として行おうとしている。

・鮫川村のなかでも県内では「いわき市」、「塙町」そして隣県では「北茨城市」との境界付近である「青生野」に作られており、すでに着工している。

※問題点

・着工するまで住民には全く説明しなかった

・そればかりか、法令や福島県の条例により、本来ならば「着工の60日前」までに届出をすべき施設なのに、それらが無視される。届け出は10月30日なのに「60日」経っていない11月15日にもう着工している(12月5日から2日間だけ一応停止したものの、結局工事は進んでいる)。

・いわき市、北茨城市などの周辺自治体にも説明なし

・「鮫川村長の独断」で決定、事後報告

・環境省(決定時、まだ「民主党政権」だった点も注意!)の安全評価を鵜呑みし、独自調査・危険性の検証なし、図面も入手せず決定。

・水源涵養地が近くにあり、大気のみならず水質汚染の危険性あり

・事業内容の認識不足

・村議会も追認するのみ。本来ならば専門家を含めた検討委員会が必要。

・設置場所の詳細などが一切明かされない徹底した秘密主義(「青生野」という地名までしかわからない)

・村民が入手できた資料には「煙突含め公道から見えないように設計する」と明記

・環境省が県を飛び越え市町村に指示するという地方自治無視

・情報隠ぺい

・安全データに疑問あり。全ての基準値に「総量」での規制がない。

・説明会を開くよう要求すれば「自治体を通してください」と言い返す。

鮫川村「放射性廃棄物焼却炉」建設計画の問題点
 …とりあえず頂いた資料に挙げられていた点を一部追記・編集しながら挙げましたが、この他にも焼却炉の技術的な問題、手続き上の不備がわんさか出てきて、もはや放射能云々以前のとんでもないデタラメがまかり通ろうとしているわけです。隣接する自治体の住民としてこの問題をあまり強く認識しなかったのが恥ずかしいくらいです。

 村民の皆さんと「白紙撤回」を目標に、まず目前にある様々な問題や、今月末には試運転が始まってしまうため、それだけでもまず止める方策を話し合いました。やはり署名を集めつつ申し入れや技術面、手続き面での不備を突く方針を決めました。

 まずもって「国が決めたことだから」といっていち村長の独断だけで事が進んでしまっていること、そしてその過程も問題だらけであることを僕は訴えたいと思います。そして隣接する自治体の者として少しでも力になりたいと思いました。

 ただ、会議に出てからしばらくして、ちょっと思う所が出てきています。それはまた別の日記で書きます。

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

この記事をSNSでシェアする▼

2件のコメント

年明けからお疲れ様でした。
鮫川村のようなことは、きっと日本中でおこっているのだと思います。
ネガティブなことも含めてすべての情報を公開し、選択肢を示してみんなで議論する。そんな当たり前のことが、この国では未だにできないのかと悲しくなります。
原発問題にしても、情報公開を世論誘導の手管の一つとしてしか認識していない、あきらかに特定の方向に誘導しようとするようなものでしたし。

草加さん、本年もよろしくお願い致します。

> ネガティブなことも含めてすべての情報を公開し、選択肢を示してみんなで議論する。
 本当にそれができない社会って何なんだろうと思います。やはり「ファシズム」ということなのでしょうか…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

常磐在来線主義者souka
「旗旗」の訪問者の皆さま、はじめまして。ハンドルネーム「常磐在来線主義者」(旧:ときわ列車)という者です。福島県いわき市からつぶやいています。内容はmixiからの転載と気になったツイートのリツイートばかりですが(笑)。 あと政治的には「左翼」と一般的には認識される方に属していますので嫌いな方はご注意を… ついでに鉄道大好きで水戸ホーリーホックサポーターです。 どうかよろしくお願いしますm(__)m