by 戸田ひさよし
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Contents -このページの目次-
この集合写真が凄すぎる!「抵抗は友を呼ぶ」を如実に示す
「百聞は一見に如かず」、「論より証拠」。まずは上の「2/8大会記念集合写真」を見て欲しい。
会場はゲバラの旗が一杯で、「まるで中南米のゲリラ組織の政治集会」みたいである(笑)。
この顔ぶれは、「今まではあり得なかった、連帯ユニオン議員ネット大会だからこそ実現した」、多彩な結集である。主な人をざっと紹介していく。
前列左から:・アソシエ労働学校の斉藤校長・副代表の木村市議 ★ノーヘイトの野間さん・代表の戸田(門真市議・「革命21」)・カンナマ書記長のダンディ洋一さん・愛知県安城市議の石川翼氏(新社会党)・連帯労組近畿地本の垣沼委員長
2列目左から:・マッチョ体型のヘイトバスター=高比良(たかひら)正明君(岸和田市議候補)
野間さんま後ろが★大石あき子さん(府職員を辞めて淀川区から府議選出馬!府知事就任早々の橋下に噛みついた事で有名な「府庁のジャンヌダルク」。共産党系職員労組で活動、維新と都構想に断固反対!議員ネット会員ではないが、以前から「カンナマの大ファン」。大石ブログの面白で話題沸騰中!)
・2008年の「3/16府職「ジャンヌ・ダルク」演説」(戸田撮影アップ)
・戸田の激烈演説:「民間出羽の守」のヘタレ共を嗤い、粉砕し、改心せしめよ!(2008年に戸田が撮った大石さん支援動画)
・戸田のま後ろが★強力女性カウンターの池田幸代さん(長野県駒ヶ根市議選候補・社民党)
・その右のネクタイ姿が★昔は中核派で13年前に絶縁した杉並区議の結柴(けしば)さん。(カンナマや戸田の存在と宣伝が結柴さんらへの過剰な攻撃の抑止力になった)
・その右が門真の隣の大東市の議員の光城さん(無所属市民派。強力オンブズ)
3列目:右端から2人目、光城さんの後ろから顔半分出ているのが★ミュージシャンの趙博さん(パギやん。パギさんは戸田とは37年来の盟友。野間さんとはちょっといさかいがあったようだが、懇親会までフル参加して、お互い気持ちよく挨拶を交わしていた。)
※撮影に間に合わなかったが、社民党の服部良一さん(議員ネット顧問)もこの後に参加し、挨拶。
大会テーマの≪弾圧は抵抗を生み、抵抗は友を呼ぶ≫という言葉が、まさにこの写真に具現化されている!今後の共闘の発展が非常に楽しみである。
「連帯ユニオン議員ネット」の現状や今大会のポイント
文書はほぼ全て「連帯ユニオン議員ネットHP」(戸田HP扉の右中段にあり)に載っている。
1:千葉県野田市議の長南氏(新社会党)の引退に伴う退会と非議員で若干の退会があり、一方「ベテラン市民派」高砂市議の井奥氏(緑の党)が復帰し、現存会員数は47人に。
◎47会員中、現職議員26、前元職8、候補検討者14
近畿37(大阪29・兵庫7・京都1)、中部2(愛知1・長野1)、北陸1(石川)、関東3(東京3)、東北2(福島・秋田)、九州2(鹿児島)
●2019年2月現在会員リスト
2:「2/8大会」に、出席会員9人+服部顧問と委任状17人。支援傍聴含む全体参加者約50人
役員人事は昨年度と同じく
【代表】
戸田ひさよし(大阪府門真市議)(連帯労組近畿地本顧問、「革命21」)
【副代表】
木村まこと(大阪府豊中市議)(森友問題追求、北摂ユニオン委員長)
中西とも子(大阪府箕面市議)(無所属市民派)
3:「連帯カンナマ大弾圧」が続き、ヘイト右翼から当ネット会員議員への名指しの誹謗中傷がネットで大宣伝され、一部は事務所前街宣もされる中でも、会員は毅然として揺るがず、この人数と結集を堅持し、増大傾向も示している事は、高く評価されてよい。
かつ、(動画撮影はしなかったが)例年よりも多い20名以上が懇親会にも参加して、懇親を深め「新たな出会い」と「仲間意識の強化」を果たした意義も大きい。また懇親会の中で、「6月上旬に前田先生の講演集会を大阪市内でやる」計画も生まれるという「さっそくの実践効果」も現れた。
4:今大会は「武委員長ら役員・組合員の大量逮捕拘留継続」という、かつてない厳しい状況を闘いで突破していくべく、≪弾圧は抵抗を生み、抵抗は友を呼ぶ≫を大会テーマとし、「連帯労組と共同する左派議員と反ヘイト運動との初の本格的コラボ」、と位置づけて開催したが、その目的が十分に果たされた大会内容だった。
5:「反弾圧決議」・「反ヘイト決議」・「原発再稼働阻止決議」の「3つの特別決議」において、連帯ユニオン議員ネットの基軸性が示された。
特に、原発再稼働阻止決議では、「反原発自治体議員市民連盟」事務局で、同連盟関西ブロック」の結成と進展にも奮闘してきた提案者の杉並区議の結柴さんから、関東首都圏でも議員ネット会員の拡大も進めていく決意が強く語られ、今後の会員拡大にも展望が開かれた。
3つの講演それぞれ
反弾圧~ダンディ洋一
「連帯カンナマ弾圧問題」について、ダンディ洋一さん(カンナマ書記長・連帯中央本部副委員長)からの講演
(1)武委員長と同郷=徳之島で「甥」にあたり、カンナマ支部結成時からの同志である洋一さんならではの、「深くて熱い話」がたっぷり聞けた。カンナマ以外の参加者にとっては初めて聞く話が満載だった。
(2)「共産党直系指導労組」として出発したが、企業・大資本・国家権力との激しい攻防の中で、「日本特有の企業別労組ではない国際的普遍性を持つ産別労組運動」で成果を挙げ、それを堅持したが故に、「選挙対応最優先の共産党」との対立が深まり、組織分裂・抗争に至った経緯が生々しく語られ、聴衆の理解を深めた。
(3)権力弾圧・組織分裂の際に、「自分はあくまで共産党員として労働運動をやっていく」という信念で獄中闘争を続けた党員活動家が、釈放されて党員同志に暖かく迎えられると思っていたら、「共産党から除名処分を通告された」、という共産党の冷血さを、「共産党と断固対決する立場」にあった洋一さんがしみじみと語った。
(4)「昨年からの大弾圧」について、その構造や内幕について、非常に詳しい話があった。(動画では一部削除した部分もある)
(5)反ヘイトの野間さんに、洋一さんの話を直に聞いてもらった事の意義は大きい。
反ヘイト~野間易通
「カンナマ弾圧に密着し、全国の選挙闘争にも密着している、ヘイトと反ヘイトの闘い」について、カウンターの 実践と全国的情報を蓄積している、「ノーヘイトTV」の野間易通(やすみち)氏が戸田とのトーク形式で、映像豊富に講演!
(1)大多数の聴衆にとって「初めて見る映像」、「初めて聞く話」であり、非常に有意義だった。
(2)「ヘイト勢力の実情」について、深い洞察と冷静な分析がなされ、聴衆側の「思い込み誤解」を解くものもあった。
(3)野間さんの軽妙なトークも含めて、「野間と戸田のトーク形式」は非常に良かったと思う。(「ノーヘイトTV」の「関西の連帯労組での撮影」みたいな気易さで)
(4)ヘイト抑止にために「加害者を捜し出して名前をさらし、社会的制裁を実施しないとダメだ」という共通認識が語られた。一方、野間さんから「名前を出されてもへいちゃらという一部の人間にはどうするか」、が課題として提起された。
(5)戸田からは、「反ヘイトの行政づくりはこうやるべし!」、「議員はいかにあるべきか」という、「戸田テーゼ」がしっかり語られた。「川崎市はなぜダメになったのか」の分析も貴重である。
(6)「パソコン接続は大丈夫」のはずが、本番でも野間さんのマックPCと会場のケーブルとの接触が非常に悪く、画像上映にかなり手間取ってしまった。今後の反省としたい。野間さんゴメン!
ゼネラル支部報告
「連帯労組関西ゼネラル支部」から報告と要請
(1)「関西ゼネラル支部」は11/18 に2労組統合で発足した約60 職場・約150 人の支部。職場は「補助金や許認可などで行政が責任を持つ=議員が支援追及すべき」部分が非常に多く(介護やゴミ収集等々)、「委託業者の不正追及」や「委託業者での労働条件の改善」、「公契約条例運動」等々、「議員ネットと共同した改善運動」が重要だし、「共同して闘えば必ず成果を出せる」分野である。
(2)今回は箕面市で「市指定のゴミ袋を製造して市に納品する市立障害者自立支援センター」の指定管理者の「あかつき福祉会」の「障害者工賃未払い」等の不正について、そこで働いている「ゼネラル支部役員」から、詳しい実情報告を受けた。
(3)この件では、箕面市議であり議員ネット副代表の中西とも子さんが、市議の立場で当局追求して一定の改善成果を挙げてきたが、まだ根本解決はしていない(大会では中西さんが急な公務欠席になって、中西さんからの話が聞けなかったのが残念だった)。
(4)箕面市は「大阪で文化程度が高く豊かな住民が多いまち」として有名で、「市民派議員も多く輩出し、市民派市長さえ一時は誕生させたまち」である。しかし実態は「利権の泥沼」が深く、共産党も市民派もほとんとノータッチで放置してきたから、このような問題が表面化している。
中西さんは他の件でも「箕面の利権構造」に切り込んだ事があるが、なかなか沼が深くて苦労してきたようだ。しかし、連帯労組側が「専従を持つゼネラル支部の結成」へと大きく成長した今、抜本改善への進展に期待が持てる。
(5)ゼネラル支部から「分会の名称・業種・所在地のリスト」が議員ネット会員に渡された。これによって、「どこに何があるか」、「自分の近隣にどいう分会がるか」が一目瞭然になり、今後の「ゼネラル支部と議員との相談・交流」が進みやすくなった!このリストを大いに活用して、共同で運動を進めよう!
(6)「2労組統合で結成されたゼネラル支部」だから、組合員の中には「今まで連帯労組の建物に来た事が無かった人・議員ネットの事は知らなかった人」も多数いる。今回はそういう組合員(役員)も若干名だがフル参加して、交流懇親を深める成果があった。
「反ヘイト行政の作り方」を画期的にテーゼ化した「反ヘイト決議」
<ここの部分の動画>
2・8連帯議員ネット大会3:★反ヘイト決議と戸田説明:15分
D(ダイジェスト)2・8大会「反ヘイト特別決議」と戸田説明:6分37
1:これは「決議文としてはちょっと異例なスタイル」を取っている。それは、「門真市での2011年からの戸田提起とその後の定着」と「他自治体での混迷」(反ヘイト条例を制定した場合でも)、という対照を突き出して、
■「自治体で反ヘイト行政システムを作っていくための戸田テーゼ」を全て盛り込んで、「実践指針」とする「認識共有」を図るものだからだ。
2:そのポイントは、
(1)たった1人の議員でも行政改造は可能!その議員が闘志と知略を持って対応するならば!
(2)「市民運動」・「行政常駐活動家としての独自の権能を持つ議員」・「行政」の3項思考で考える事が必要。
(3)行政に
・「住民の人権擁護が行政の土台的大原則であるとの宣言」(門真市では「住民の安全と尊厳を守る行政責務」の確認)
・「一元的所管部署の設置」
・「反ヘイトの職員研修~毎年・全部署対象に(施設管理の民間も含めて)」
の「3大基本」を「議会答弁」させて、実行させる。
(4)今のヘイト横行で外国籍住民が「命の危険」までも抱く状況になっている事をしっかり認識する「感性」の必要性を強調。この「ヘイト横行への危機感」が無い、もしくは希薄なままに「選挙向けの政策提言」をする傾向に対する痛烈な批判。
(5)「反ヘイトの理論武装」に不可欠な具体事例を列挙し、その学習を促した。それが「反ヘイトで実績を上げた裁判事例・行政事例・運動事例」と、前田朗先生の「ヘイト・スピーチ法 研究原論」である。
★この本で門真市・山形市・大阪市・川崎市等の詳細な分析と提起がされている25ページ分のコピーを資料として配付し、本の購入も呼びかけた。
(6)「決議の早々の実践」として、「6月前半に大阪市内で前田先生の講演集会を大規模にやる」事が、懇親会での戸田とパギさんとの協議で決まった!
選挙を利用したヘイト勢力の横行を処断し我々の決意を示す決議(全文)
(PDF)当議員ネットは「差別扇動暴力」たる「ヘイトスピーチ」を許さないという立場に立って、議員集団としては唯一、「ザイトク・ヘイトを糾弾する決議」を2010年大会と2012年大会で上げて、強く社会に訴えてきた。またそれ以外の大会でも度々反ヘイトの実践的論議を重ねてきた。
社会状況としては、2013年から「しばき隊」などの反ヘイトの街頭カウンター運動が勃興し、また、大阪の門真市では、当会員議員が全国初の「職員研修用のヘイト問題DVD」を作成して職員研修に使わせると共に、「住民の安全と尊厳を守る行政責務」の原理を市議会答弁で市当局に承認させ、一元的所管部署の指定と毎年の反ヘイト職員研修を制度化させた。
2016年には川崎市での反ヘイト運動の勃興があり、ヘイトスピーチ解消法が施行され、大阪市ではヘイトスピーチ対処条例が作られた。
最近ではネットでのヘイト書き込みや「まとめサイト」に対する犯人の特定・賠償命令などが出されたり、ヘイトサイトへの広告をやめさせる運動が大きな効果を上げたりもしている。しかし、そうした「ヘイト行動を押さえ込む運動」が進む一方で、極右アベ政権による種々の「官製ヘイト」の横行や、政治家・著名人らとマスコミによる絶え間ないヘイト暴言・ヘイト放送を背景に、ヘイト勢力が選挙への出馬を表明して、選挙運動を悪用してヘイト扇動を行う事例が格段に増えてきた。
悪名高い「在特会」が衣がえした「日本第一党」や、実利宣伝で人を釣る新手のヘイト団体=「NHKから国民を守る党」は全国的に「選挙でヘイト!」の運動を開始している。
また維新や自民党の議員や候補者にもヘイト輩が横行している事も見据えなければならない。「ヘイト候補の落選運動」を呼びかけ実践してきた我々にとって、昨年10月の兵庫県川西市議選で邪悪なヘイト活動家である中曽千鶴子に「NHK党」として市議の座を得させた事は痛恨の極みだが、これにたじろぐ事なく、「ヘイト候補者・議員への徹底批判と市民啓発」、「行政に有効な反ヘイト施策実施を求めていく」運動を継続させていく決意を新たにするものである。
今や外国に出自を持つ住民のかなりの部分が、「ヘイト攻撃による命の危険や生活と尊厳を破壊される不安」を日常的に感じざるを得ない所にまで追いやられている事に、我々は強い危機感を感じざるを得ない。
この危機感を彼ら彼女ら地域住民と共有できずして、地方自治だとか「まちづくり」だとか「市民の政治」を語る事は空疎で、反人権的ですらあると我々は認識する。
「誰も置き去りにしない政治」は、「ヘイトを絶対に許さないまちづくり」を含んでいなければならない。そのために我々は以下の諸点を確認し、多くの人々へ認識の共有を呼びかける。
1:自分のまちでのヘイト宣伝やヘイト活動家の動きと徹底的に対決しないのは、リベラル派の自滅行為だ。
2:自治体に反ヘイト施策をシステム化させるには、従来の「市民運動+応援団としての議員」VS「行政」の2項思考を克服し、「市民運動」・「行政常駐活動家としての独自の権能を持つ議員」・「行政」の3項思考が必要である。
3:行政に議会答弁で「反ヘイト大原則」・「一元的所管部署」・「毎年の反ヘイト研修」を確約させる必要あり。
4:反ヘイトで実績を上げた裁判事例・行政事例・運動事例をしっかり学習し、行政にも共有させる。
5:反ヘイト実践研究者として著名な前田朗先生が最近発刊した「ヘイト・スピーチ法 研究原論」には「差別と闘う法理」や「地方自治体の実例分析」が詳しく記述されている(門真市・山形市・大阪市・川崎市等の詳細な分析と提起)ので、これを活用し、講演集会などを持っていく事が極めて有効である。以上、決議する。
2019年2月8日 (金) 「連帯ユニオン議員ネット第14回定期大会」参加者一同
「強力女性カウンター」池田幸代さんの大会報告
(若干編集短縮 池田さんツイッター)
統一地方自治体選挙で長野県駒ヶ根市議選に立候補予定の池田幸代と申します。
大学4年生の時から山谷や新宿の野宿の人たちのところにボランティアとして通い、20代終わりから政治の世界で仕事をしています。路上から、貧困と暴力と差別をなくすための行動をしていきたいと思ってきました。
一昨年末までは福島みずほ事務所で10年ほど秘書をしていました。最近は、ヘイトデモへのカウンターにも参加し、高江でのヘリパッド建設阻止のために動き、それにより国家弾圧も直接受けました。
その後、仕事を辞め、昨年は東京にある辛淑玉さんが作られたシェルターの会計のお手伝いもしながら、社会福祉士国家試験の勉強をしてきました。
これ以上の関西地区生コン支部への国家弾圧を許さず、法律無視の野蛮な弾圧だということをしっかり可視化していきたいと思います。
また、差別による被害の甚大さを間近で見聞きしてきたので、戸田さんと野間さんのお2人の対談をお聞きしながら、レイシストたちをいかに嫌な気持ちにさせていくか、レイシスト稼業から足を洗わせるために差別者たちに対する妨害活動をがっつりやっていきたいと思っています。
以下、Facebookに投稿した内容です。
昨年の連帯労組関西生コン支部への弾圧に抗議する集会で、門真市議の戸田ひさよしさんから「連帯ユニオン議員ネット」の存在を教えて頂き、メンバーになりました。
昨日、その第14回大会があるので大阪まで来ました。
大会テーマは「弾圧は抵抗を呼び、抵抗は友を呼ぶ!」です。
…… 門真市では、自治体職員に反ヘイト研修をしてもらうための教材を戸田ひさよし議員が作成して、使われているそう。 実物も頂いてきました。杉並区の結柴誠一区議が、関東でも連帯ユニオン議員ネットの活動を強化していかれるそうです。反貧困、反差別、脱原発の議員をどんどん増やしていくことが必要なんですね!
現在の連帯労組関西生コン支部への常軌を逸した弾圧ぶりはだいぶ多くの方に知られるようになってきたと思いますが、逮捕されて釈放された武洋一書記長が講演して下さり、よりその凄まじさを認識しました。
今回の弾圧の特徴は、関西地区生コン支部と連携する組織をどんどん切り離しそうと生コン業者が動いていること、労働者や中小業者が労働組合の連帯の力で設定している賃金を、大資本が容易に支配できるように、連帯の力のカナメの労組を潰して、その後に業者を潰そうとしているところなどだと指摘。
そして、警察は逮捕された組合員の家族を回り、「他にも仕事はあるだろ?」と家族を籠絡しようとしているそう。
露骨な労働組合からの脱退を促しているってことだけど、あまりに姑息なやり方でびっくり。昨日は東京でも集会が行われていたようですが、共謀罪の先取りのような弾圧に対する全国各地で危機感を共有していきたいですね。
戸田ひさよし議員と「NO HATE TV」の野間易通さんとの対談もあり、戸田さんは「ヨーロッパでの非暴力直接行動についての認識が日本の左派は弱い」、と指摘。既存の反差別運動が、朝鮮学校襲撃や労働組合襲撃に際して、直接行動でもSNSでの宣伝行動でも太刀打ちできていないことを指摘し、「もっと実名でガンガン批判する動きが必要だ」、と強調されましたが、私も同感。
私もこれはつくづく思うけれど、威勢よく攻撃するネット右翼・ネオナチなどの脅しは芸で、本当にがっつり批判されたら逃げまくる人も多いし、先週の日曜日の日本第一党のデモが終わった後、新宿中央公園で彼ら・彼女らの集会の様子を近くで見ていたら、警察に守ってもらって大人しく「集団下校」していきました。 さっきまでの威勢のよさはどこへやら?という感じ。
桜井誠氏に至っては、自分の迎えの車が来ていない、とうろたえていたが、カウンターの人たちに直接囲まれるのが本当に嫌なんだろうと思います。(その動画)
一人ひとりは信念持ってやっているのでも何でもなくて、政権の後ろ盾があるような意識を持ちながら、差別と分断を市民社会に持ち込もうとする人たち。野間さんは「調子にのっている差別者たちをどんどん晒して、差別者として名前が社会化されたら困る、という状況にもっていくことが必要だ」と指摘されました。
戸田さん曰くの「市民の護民官」的存在の自治体議員の仲間をもっと増やしていきたいな、と感じた大会でした。
確かに私もネット右翼をTwitterでブロックもしているけれど、指示命令機能を持っているようなアカウントからはブロックされてもいます。がっつり差別主義者を批判していることはある程度伝わるんだろうと感じています。
これからも人権を守り、強めるための働きをしていきたい!!
大会配布文書や記録動画それぞれのアドレス紹介
◎全体が載っているのは、連帯ユニオン議員ネットHP
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/index.htm
◎動画全体は「新・戸田のユーチューブ」
https://www.youtube.com/user/higetoda/videos?view_as=public
@2018年度活動報告」、「新年度活動方針・役員人事」
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/taikaigiji.pdf
@2/8大会・懇親会の出席者リスト
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/taikaisannkasya.pdf
@委任状欠席者とメッセージ
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/taikaimesse.pdf
<大会決議1:連帯労組カンナマ支部弾圧への糾弾と我々が共に闘う決意を示す決議>
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/ketugi01.pdf
<大会決議2:選挙を利用したヘイト勢力の横行を処断し我々の決意を示す決議>
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/ketugi02.pdf
<大会決議03:東海第二原発と若狭の老朽原発再稼働に反対する決議>
http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/2019img/ketugi03.pdf
大会動画13本
「3部:夕食懇親会」は撮影しなかったので「1部」「2部」のみ
2・8連帯議員ネット大会1:自己紹介と来賓挨拶:15分15
https://www.youtube.com/watch?v=pwUeJj-a0G8
2・8連帯議員ネット大会2:活動報告等・弾圧糾弾決議:15分40
https://www.youtube.com/watch?v=ke4f9xTlmEY
2・8連帯議員ネット大会4:原発再稼働阻止の決議
https://www.youtube.com/watch?v=1lSy7eDgBvI
2・8連帯議員ネット大会3:★反ヘイト決議と戸田説明:15分
https://www.youtube.com/watch?v=G7g9nA0fcdY
2・8連帯議員ネット大会5:ダンディ洋一氏講演1:21分
https://www.youtube.com/watch?v=7k_emF5N3DI
2・8連帯議員ネット大会6:ダンディ洋一氏講演2:22分47
https://www.youtube.com/watch?v=G6hEe5IodrU
2・8連帯議員ネット大会6ー2:ダンディ洋一氏講演3: 10分45
https://www.youtube.com/watch?v=zqj9cyV7ytw
2・8連帯議員ネット大会7:野間易氏&戸田トーク1:23分27
https://www.youtube.com/watch?v=KNRsOzRHAGE
2・8連帯議員ネット大会8:野間易道氏&戸田トーク3:22分27
https://www.youtube.com/watch?v=RJhIm-lMQgs
2・8連帯議員ネット大会9:野間易道氏&戸田のトーク4:17分36
https://www.youtube.com/watch?v=wQwZca_KeWI
2・8連帯議員ネット大会10:野間易道氏&戸田トーク5:9分34
https://www.youtube.com/watch?v=zQWifgAkwdU
2・8連帯議員ネット大会11:ゼネラル支部の報告1:21分52
https://www.youtube.com/watch?v=p8HHZLZidNI
2・8連帯議員ネット大会12:ゼネラル支部報告2:13分46
https://www.youtube.com/watch?v=EAwQcEdN8FM
反ヘイトでのダイジェスト動画15本
戸田HPでは「新・戸田のユーチューブ」
https://www.youtube.com/user/higetoda/videos?view_as=public
と、「ヘイト問題特集」(ページ6)
http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_6.htm
にあり。
↓↓
(1)反ヘイト行政づくり1:1分07
★議会答弁で3つ確定させよ!・大原則・一元的所管部署・職員研修
https://www.youtube.com/watch?v=fJZDXMMzsTY
(2)反ヘイト行政づくり2:5分19
★「独自の権能を持つ存在としての議員」!この認識をみなが知ろう!
https://www.youtube.com/watch?v=yiPo2wvyOz0
(3)反ヘイト行政づくり3:25秒
【テーゼ1】「住民の尊厳守る」大原則を議会答弁させる!全ての前提だ!
https://www.youtube.com/watch?v=8Ui3atJoQ5w
(4)反ヘイト行政づくり4:1分22
【テーゼ2】一元的所管部署を設置させ全責任を負わせる
https://www.youtube.com/watch?v=lddDJGAKwjY
(5)反ヘイト行政づくり5:1分28
【テーゼ3】毎年職員研修必須!▲それ用DVDが不可欠!
https://www.youtube.com/watch?v=t3TOXbQmRzE
(6)反ヘイト行政づくり6:21秒
▲審査会方式は職員見識を劣化させる!:
https://www.youtube.com/watch?v=WzaLxB7rDJk
(7)反ヘイト行政づくり7:1分3
▲川崎市行政はなぜ後退したか?
https://www.youtube.com/watch?v=Pi-7Mp5KM0I
(8)反ヘイト行政づくり8:1分11
反ヘイト裁判例や前田先生著作等の学習を!
https://www.youtube.com/watch?v=mc6lXX1IO1s
(9)ヘイト封じは苛烈な社会制裁で:9分43
★戸田・高比良・野間が語る!
https://www.youtube.com/watch?v=Q9gphOXUwD0
(10)D2・8大会「反ヘイト特別決議」と戸田説明:6分37
https://www.youtube.com/watch?v=0xPsG6A7iBk
(11)★ヘイトバスターの高比良君が明かすネット探偵法!4分30
https://www.youtube.com/watch?v=KWHM50CHO80
(12)野間氏を前に戸田が語る1:4分55
しばき隊カウンター運動を高評価!
https://www.youtube.com/watch?v=N1cfEnDR1vg
(13)野間氏を前に戸田が語る2:1分15
カウンターと戦闘的労働運動の橋渡しを
https://www.youtube.com/watch?v=lvGemP25gM0
(14)野間氏を前に戸田が語る3:1分17
中韓ヘイトの根底は侵略被害者の生き証人・子孫ゆえ
https://www.youtube.com/watch?v=EbDKaK53OrY
(15)★前田先生の著作に門真市例も登場!川崎市・大阪市等実例豊富!32秒
https://www.youtube.com/watch?v=FmtAxoNsgJ4
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* 戸田ひさよし(門真市議・鮮烈左翼「革命21」)
* toda-vmax@hige-toda-hige.com
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* TEL;06-6907-7727 FAX;06-6907-7730
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