収録:夢の吹く頃/さだまさし
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さだまさしさんの名作ですが、私たちの心情にぴったりの気がして、すべての元活動家の皆さんへのエールとして贈ります。
私たちは今、こうしてごく普通の一般人として静かに暮らしていますが、あの時の私たちを突き動かしたもの、命さえ捨てても惜しくはないと思わせたものはなんだったのか、 今しみじみと思います。あの時の私たちは本当は何がしたかったのかと。
あの頃の私たちの心の底の根本にあったもの。それを考えられるようになった時、夢や希望や情熱や、人として満足のいく人生、それは今の毎日の人生の中でも続いているし、むしろこの歌のように、「始まったばかり」なんだということに思い至るのではないかと感じています。
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左翼を離れたとたん、思想が変わるのはいいとしても、いきなり権力者や強者にすりよる人もいます。そういう人は、しょせんは表面的な理屈だけで、私たちが心の根本に共有していた何かを持てなかった、自己愛の激しい人なのだと感じます。一方で、まったく平凡で無力な無名人として終わるであろう私たち、組織からも離れた私たちだけど、それでも『変節漢』にだけはなりたくないと強く思います。
『僕は今もネットの片隅で こうしてつぶやいています
ささやかな物語を 誰かに伝えたくて
あの時に僕らが夢見たポジションは
もう僕らに与えられることはないけど
それが誰の為の道だったかを教わった今
実は僕らの夢はまだ始まったばかり
たとえ泥まみれで捨てられても笑ってみせるさ
たぶん自分の事以上に愛していたんだ
そう 自分の事以上にね』
われながらクサいですが (・・。)ゞ
みなさん、ゆっくり無理せず生きていきましょうね
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