https://nico.ms/sm1036501?ref=thumb_watch
連帯を求めて孤立を恐れず
力及ばずして倒れることを辞さないが
力尽くさずして挫けることを拒否する
全共闘運動の出現を1968年とすれば、今年(2011年)は43年目に当たる。それ自体が歴史的な総括の対象となるには十分すぎる時間の経過である。事実、40年の節目には、いくつかの書物が世に問われた。しかし、一方においては対象の狭さがあり、また他方では世代を隔てた研究の難しさが見られた。
本書はそれらに対して、①運動を担った当事者が、②個別大学の闘争の事実に立脚し、③かつ大学を超えた討論を目指して、上梓するものである。
各大学当事者の回想を中心に、大運動の実像を伝える。若い世代への全共闘世代よりの最後の資料提供である。40余年の時をこえて各世代に送るメッセージでもある。(彩流社『回想の全共闘運動』より)
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