歪んだ『正義感』 ネット書き込み過熱、別人標的 大津いじめ事件

同調圧力

投稿者: 司 宮二

 ネット上の匿名情報や2ちゃんねる情報など信用できないと考えるのが当然の判断だと思うが、中毒になるとそんな当たり前のこともわからなくなるのか?だいたい自分たちのやっていること自体が「いじめ」とまったく同じ心理だということが、なぜわからないのだろうか。読んでいるだけで反吐が出る。こういうエセな偽善者には、誰しも腹が立って仕方がないだろう。

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「いじめ」ゆがんだ糾弾 ネット書き込み過熱、別人標的(朝日2012年7月23日)
http://www.asahi.com/national/update/0723/OSK201207220106.html

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、いじめたとされる少年や学校関係者らを実名で糾弾するインターネット上の書き込みが止まらない。誤った情報もあふれ、無関係の人が標的にされるケースもある。滋賀県警は「看過できない状況だ」と捜査に乗り出した。

 「人殺しの親族を病院が雇うのか」「今から行くから待っとけ」――。滋賀県栗東市内の病院には6日夜から匿名の電話が殺到した。「加害者の祖父が滋賀県警OB。病院に天下り」という掲示板への投稿がきっかけらしい。(中略)
 「いじめ問題と一切関係がありません」。職員が説明しても聞く耳を持つ人はわずか。一方的に話して電話を切る。「言い分はわかった。でもネットが事実だと思う」と言い残す人も。
 電話は最初の3日間だけで200件。ほかに無言電話が500件。救急患者の受け入れにも支障が出そうになった。メールなどでの抗議は200通を超えた。(中略)

 「貴女の顔に濃硫酸をぶっかける」。大津市内の女性のもとには19日と21日、ワープロ打ちされた封書の手紙と手書きのはがきが相次いで届いた。県警によると、インターネットにさらされた「加害少年」と名字が同じで、それぞれ東京都と静岡県内の郵便局の消印があったという。19日には、やはり名字が同じ別の男性にも「お前に殺された」と手書きのはがきが届き、大津署がそれぞれ脅迫容疑で捜査している。(後略)

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