international human solidarity day国際連帯

ドイツG8サミット対抗行動への弾圧について

左の映像は、数百人が逮捕されるという大弾圧があったロストックでの「No Vox」らを中心とする「直接行動派の過激な行動」(笑)の映像です。だいたい「合法・違法」の判断自体、弾圧する側の視点から、非常に恣意的に決められているのが現状です。本来、両者の「暴力」は、その規模や垂れ流す害悪などが公平に比べられ、判断されるべきです。もし、巨大で制度的な暴力に対抗するものであるのなら、それは暴力ではなく「抵抗」なのです。

運動組織論

ロワイヤルを支持するしかない左派の惨状 – 仏大統領選に思う

今回の結果を私のような人間の立場から一言で言えば、国政レベルにおける「左派の絶滅」という事態だと思います。中道右派のロワイヤル氏が「左派代表」とされ、保守候補にすぎないバイル氏が「中道」扱い。トンデモ候補のサルコジ氏がトップですから、一回投票制なら当選が決まっていたわけです。さらに極右のルペン氏が「有力候補」の一人です。4人の「有力候補」の中に左派は一人もいません。つまり政治の中心軸が非常に短期間に、驚くほど右にスライドしてしまって、そこから左派がはじきだされているのです。

反石原選挙の教訓と今後

さて、選挙も終わりましたので、今まで控えていたことも含め、かつ何度もグチグチとくり返すことなく、一回ですっぱりと書いてしまいたいと思います。もちろん、ご批判は甘んじて受けますが、このエントリー以外の場所で反論の応酬をするつもりはありません。「君はそう思うんだね。でも僕はこう思うんだ」という、意見の違いは違いとしてお互いに尊重、了解し、それを双方が完全に認め合い、一致できるところを積極的にさがして手を結んでいくべきだと思っています。従来からもそう思っていましたが、今回の選挙はその確信をより強固にするものでした。