アクション

呼びかけ

「同一労働同一賃金」の現代的意味

それにしても懐かしいフレーズです、「同一労働同一賃金」。かつては女性差別に対抗する標語として盛んに使われました。現代的には「労働ではなく人間の属性によって賃金が決定される」問題として再構築して考えられるべき問題です。同じ労働をしていても、女性だから、派遣だから、アルバイトだから、外国人だから、賃金が安くてもかまわない、それが「当然である」という差別イデオロギーとの闘いということです。

international human solidarity day国際連帯

ドイツG8サミット対抗行動への弾圧について

左の映像は、数百人が逮捕されるという大弾圧があったロストックでの「No Vox」らを中心とする「直接行動派の過激な行動」(笑)の映像です。だいたい「合法・違法」の判断自体、弾圧する側の視点から、非常に恣意的に決められているのが現状です。本来、両者の「暴力」は、その規模や垂れ流す害悪などが公平に比べられ、判断されるべきです。もし、巨大で制度的な暴力に対抗するものであるのなら、それは暴力ではなく「抵抗」なのです。

運動組織論

ロワイヤルを支持するしかない左派の惨状 – 仏大統領選に思う

今回の結果を私のような人間の立場から一言で言えば、国政レベルにおける「左派の絶滅」という事態だと思います。中道右派のロワイヤル氏が「左派代表」とされ、保守候補にすぎないバイル氏が「中道」扱い。トンデモ候補のサルコジ氏がトップですから、一回投票制なら当選が決まっていたわけです。さらに極右のルペン氏が「有力候補」の一人です。4人の「有力候補」の中に左派は一人もいません。つまり政治の中心軸が非常に短期間に、驚くほど右にスライドしてしまって、そこから左派がはじきだされているのです。

ニュースから

ニュース】グアテマラ:神聖な土地踏まれるのは侮辱 先住民指導者、ブッシュ大統領訪問後「お清め」

 先日の司さんの投稿にもありました通り、ブッシュ米大統領の、中南米5カ国を歴訪は、行く先々で盛大な「歓迎」を受けています。ブラジルとウルグアイでは数千人のデモ隊が「ブッシュは出て行け!」と出迎えました。グアテマラではつい...