国家・国籍

人権と尊厳

再掲】「おいコラ!在日!」と言われた時

 昔々あるところに部落差別問題に非常に熱心な、あるお坊様がおったそうな。この坊様は常日頃から「差別はいかん」と熱心に説き、辻説法に立っては口角泡を飛ばして差別を糾弾しておりましたとさ。さてある日のこと、とある解放同盟の地区幹部の人が、試しにこのお坊様にこう問いかけて見たそうな。 「お坊様、あなたがあまりに熱心に差別反対の説法をしているので、きっとあの坊様も部落だと噂している人がいましたよ」と。。。するとこの坊様は、

人権と尊厳

外国人排外勢力の主張も「言論の自由」?(賛同者450人に)

いわく、「外国人参政権付与に反対しているだけ」「意見を表明することは言論の自由」だという主張への後退です。これに動揺するような人がいたら言いたい。本当にそうなのでしょうか?結論から申せば、これは「ヤクザにも人権がある」という当たり前の主張から、「だから暴力団を取り締まるのは憲法違反だ」というトンデモな結論を導き出すに等しい暴論です。私たちは、そして何よりも私は、こんなひどい事態がこの日本でおこってしまったことを、痛苦に受け止めないといけません。

四トロ同窓会への投稿から人権と尊厳

在特会「外国人追い出しデモ」の本質

私が「不法滞在の外国人を規制するべきだ」とごく素朴に考えている、そんな右翼市民だったらどうしたかなと考えることがあります。まず、13歳の女の子の個人宅や小学校にデモをかけるなどという非人道的な行為には絶対に反対したと思います。北朝鮮を見ればわかるように、非人道的な行為を正当化する理屈には、何か根本的な部分において致命的な欠陥があるのです。そこに目をつぶって理屈をこねくり回し、自分たちの正当性を主張する点において、まさに彼らはひと昔どころかふた昔も前の左翼運動の最悪の部分、その正統にして漫画的な後継者であり、それを裏返しただけの醜悪なパロディでしかありません。

人権と尊厳

クルド人送還の危機/拷問・虐待のおそれ

日本に保護を求めるクルド人の難民は約400人ほどもおられるそうです。その中で、国連の審査を通過して難民であるとの認定を受けた人はほんの一握りです。しかし日本はこの国連の難民認定証を提示したわずかな人々さえ「犯罪者」として迫害の恐れのあるトルコに強制送還しようとしています。難民保護は条約に加盟した日本の国際的な約束です。この国際基準では難民と認定されるような人々でさえ保護しない、あまつさえせっかく逃げてきた国に送り返して相手国の警察に引き渡すようでは、日本は世界に対して大嘘つきになってしまいます。

人権と尊厳

どこが「普通の国」やねん!-クルド人難民送還に行動を

「外国人の受け入れ」だとかそういうことではなくて、そもそも国連が認定した政治難民を、逃げてきた本国に強制送還して家族を引き裂き、一生会えないかもしれない状況に置くことが、「普通の国」の、いや、血の通った人間のやることなんですか!小泉総理はイラク問題では「国連中心」を提唱したこともありましたよね。やっぱりあれは「対米追従」の批判をかわすためのその場限りの適当な二枚舌だったんすね。