社会とその課題

人権と尊厳

公安警察への賠償請求に勝訴判決

公安警察の弾圧被害者が損害賠償を求めていた裁判の判決がありました。判決では弾圧被害者側原告の主張をほぼ認め、公安警察のでっちあげストーリーを全面否定する判決です。個人をつけ回しては理由にもならない「理由」をこじつけ、まるで駐禁の切符を切るくらいの手軽さで違法逮捕を繰り返してきたここ数年の公安の「悪ノリ弾圧」に対し、これを一般の社会常識に従ってちゃんと「違法」と認定し、公安警察の人権侵害に歯止めをかけた意義は大きいと思います。

稲田朋美議員(弁護士)天皇制を考える

映画『靖国 YASUKUNI 』予告編映像と稲田朋美議員(弁護士)について

世間がこの騒動で注目するべきは映画よりも稲田議員のほうなんですよね。ネトウヨ系の「オピニオンリーダー」がやっている言論弾圧の犯行手口を、議員や弁護士という責任ある立場の人間が、そのまんまリアルの世界でやっているというトンデモさんなわけです。映画の内容ではなく、そのことが今回の事態の本質なのです。

反戦反安保

石破防衛大臣に注目しています

米軍事故に関しては「仮に自衛隊機が事故を起こしたとすれば原因が明らかになるまで絶対飛ばさない。地元の人たちの理解や安全が優先する」とカッコよく言いきった石破さん。いざ身内の不祥事に対しては職を賭してでも同じ態度が貫けるでしょうか?それによって石破さんの真価が問われます。もちろん自衛隊艦船は原因が明らかになるまで絶対に出航させないんですよね?できればこれ以上脱力させないでほしいものです。頼むから怒らせてくれよ!と。

初音ミク「恋は戦争」法律・裁判

京都府警の「トラメガ弾圧条例案」批判~情宣一回で懲役6ヶ月

洞爺湖での首脳会談と並んで外相会談が開催される京都で「トラメガ弾圧条例」の制定の動きが進んでおり、全国的に注目されています。これは形式的には従来から他の自治体でも制定されている騒音防止条例の「改正案」を京都府警が独自に作成したものですが、内容的にはそれまでの生活に密着した一般的な騒音防止条例を一変させ、全く異質な治安条例に変えてしまおうという試みです。警察の言いなりに2月の府議会で可決成立が目論まれています。