■ 日時:2021年10月26日 14時開始
■ 場所:大阪地方裁判所 本館202号法廷
〒530-8522 大阪府大阪市北区西天満2丁目1−10
https://www.courts.go.jp/osaka/saibanin/hontyo/access/
※今年の3月18日に提訴され、現在まで3回の弁論が終了しています。次回は、国側・入管側の主張を行う予定です。
※抽選の有無は現時点では発表されていません。事前に裁判所のHPの傍聴券交付情報一覧で確認することができます。抽選がなければ先着順になる可能性があります。)
※皆様のご協力で、『福岡入管死亡事件国賠訴訟の公平公正な判決を求める署名』は、1734筆集まっています!!!ありがとうございます。
次回の裁判の日(10月26日)に、『福岡入管死亡事件の国賠訴訟の公平公正な判決を求める署名』の提出を行います(代表者のみで行い、一般の参加呼びかけは致しません。)署名がまだの方はぜひぜひお願いします!!
よびかけ:AWCyouth (アジア共同行動関西青年部)
https://www.facebook.com/AWCYouth0308/
《事件の概要》
この裁判の原告・盧麗鏵(ルー・リーファ)さんは、彼女の父・盧永徳(ルー・ヨンダー)さんと共に中国でキリスト教の地下教会に所属し活動していたために、中国政府から迫害を受け、2018年10月15日に日本に難民認定を申請するために来日しました。
盧永徳さんには持病があり、来日時から収容ができる状態ではないと訴えていましたが、日本政府はそのような父娘を福岡入国管理局の収容場に閉じ込めました。翌16日に外部病院を受診させ、その時点で医者から、適切な通院又は入院しなければ生命に重大な危険が生じると指摘されたにもかかわらず、入管は適切な医療を受けさせませんでした。
盧永徳さんの容体は悪化し、10月26日に再び外部病院を受診させ、足が壊疽しかかっていることが判りましたが、この時点でも入管は入院させるなど適切な措置をとらず、再び収容場に拘禁し、さらには二日間放置しました。このかん、お父さんの容体の悪化を訴える盧麗鏵さんに、入管は「中国に帰れ」などと発言し、多大な精神的な苦痛を与えました。29日に緊急入院した時には、「この状態ではもう手術することもできない。手遅れである」と言われ、同年11月7日に盧永徳さんの命は失われました。
これは、入管が被収容者に適切な医療を受けさせず、必要な際に緊急搬送もせず、死亡させた重大な人権侵害事件です。これまでも入管では、被収容者が負傷や発病した際に、適切な治療を受けさせないことで、病状を悪化させ、さらには死に至らせるなど、深刻な問題をたびたび起こしています。
原告の盧麗鏵さんは、難民申請をしながら、正義のためにもこの裁判を始めました。私たちも傍聴に参加し、入管からの誠意ある謝罪と賠償を勝ち取り、真相究明と再発防止措置を講じさせましょう! 入管による外国人への人権侵害を許さない日本社会を共につくっていきましょう!
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