【要申し込み】 attac-jp@jca.apc.org まで
※座席に限りがあるので、申込制になっています。
http://attaction.seesaa.net/article/455476804.html
1月15日におこなうカタルーニャ独立問題に関するイベント企画のご案内です。
★おはなし 海老原弘子さん
★日 時 2018年1月15日(月)19:00~21:00
★場 所 attac首都圏事務所
千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1階A スペース御茶ノ水
地図 http://chizuz.com/map/map134432.html
★会 費 500円(会員300円)
※スペインワインかキューバーコーヒー1杯付
スペイン・カタルーニャ州の独立運動に注目が集まっています。
2017年10月1日に行われた独立を問う住民投票を巡り、中央政府の暴力的弾圧と独立運動の抵抗、そして12月21日には州議会選挙が行われました。
カタルーニャの問題がきっかけでスペインで起こっている議論は、ひとつのヨーロッパというEUの理念と現実との乖離のなかで左派がどうナショナリズムと向き合うかという問題ともいえます。
バルセロナの左派自治運動やオルタグローバリゼーションの観点から、この問題に注目してきた海老原弘子さんにお話を伺います。
海老原さんは、
「欧州の左派の凋落はナショナリズムの台頭とパラレルで、EUという具体的な形での新自由主義グローバリゼーションの進行がナショナリズムを掻き立てることに、欧州の左派が無頓着だったことが現在の欧州の右傾化を招いてしまった大きな要因の一つだとおもいます。」
「ナショナリズム批判の立場からナショナリズムの問題を放置してきたことで、極右や右派がナショナリズムの問題を独り占めすることを許してしまった。ポデモスにはそれを反省する視点があったから、スペインでナショナリズムの対抗思想として発展したフェデラリズム(連邦主義)を復活させようとしています。」
と述べています。
日本の社会運動にとっても無縁の課題ではありません。ぜひご参加ください。
★海老原さんのtwitterはこちら
https://twitter.com/ramonbookprj
海老原さんはattacスペインの『もうひとつの道はある:雇用と社会福祉のための提案』を共訳出版されています。当日も割引販売の予定です。
★『もうひとつの道はある:雇用と社会福祉のための提案』
ビセンス・ナバロ、ホアン・トーレス・ロペス、アルベルト・ガルソン・エスピノサ著、吾郷健二、海老原弘子、廣田裕之訳、柘植書房新社、2500円
くわしくはこちら↓
https://ramonbook.wordpress.com/2013/10/17/hay-alternativas-a-japon/
カタルーニャ州議会選挙で、独立派が135議席のうち70議席の過半数の見込み、独立には中立のポデモスは8議席という報道ですが、ぎりぎり過半数、という感じでしょうか。
2017/12/22 日経新聞記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24951050S7A221C1MM0000/
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