戦後最大規模の労働組合弾圧!
生コン産業の労働者が加盟する労働組合「連帯ユニオン関西地区生コン支部」に対して、2018年夏以来、労働組合つぶしの大弾圧がかけられています。警察(和歌山県警、大阪府警、滋賀県警、京都府警)は、組合員と生コン業界の改善に取り組む中小企業者のべ 89 名に不当な逮捕を繰り返し、委員長・副委員長は 640 日を超える長期拘留を強いられました。
保育所に出す就労証明を求めたらタイホ!?
この裁判で争われている事件は、労働組合に加入した組合員が2017年10月に公然化の通告を行い、団体交渉の開催要求と、子どもの保育所に提出する“就労証明書”の発行を求めた事が『強要罪』にでっち上げられたものです。
会社側は、労働組合の要求に対して、雇用実態をごまかすためにタイムカードを撤去したり、組合加入以前には何の問題もなく発行していた“就労証明書”の発行を拒否したり、雇用関係を否定したり、果ては、偽装倒産によって労働組合つぶしを目論みました。
憲法28条破壊を許さない!
憲法28条は、労働者が労働組合に団結し、交渉することやストライキなどの団体行動を行うことを保障しています。ILO(国際労働機関)憲章にも明記された普遍的権利です。この憲法28条を空洞化し、実質的に破壊しようとする弾圧は労働運動にとどまらず、全ての市民の基本的人権の破壊、民主主義の破壊に波及する危険性をはらんでいます。
10月1日、京都地裁で加茂生コン事件は結審し、判決は12月17日14時です。12 月 17日、完全無罪をめざして、本集会への労働者・市民の参加を呼びかけます。
■ 日時:2020 年 11 月 24 日(火)18:30~
■ 場所:キャンパスプラザ京都 4F第2講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
■ 講 演 吉田 美喜夫さん(立命館大学名誉教授)
公判報告 森 博行 弁護士(大阪労働者弁護団代表幹事)
連帯ユニオン関生支部への労働組合つぶし大弾圧を許さない!
11.24 集会に賛同をお願いします
10月1日、京都地裁で検察の論告・求刑と弁護側の最終弁論が行われ、加茂生コン事件は結審しました。判決は12月17日14時の予定です。12 月 17 日の勝利判決に向けて、11 月 24 日に集会を開催します。
この 2 年余り、連帯労組関生支部に対する弾圧に対して、多くの労働者・市民が抗議の声を上げ続けてきました。5-6 月には、640 日を超える長期勾留を強いられていた武委員長・湯川副委員長が保釈されました。しかし保釈された組合員の多くが、組合活動が厳しく制限される保釈条件をつけられ、組合員同士が会うこともままならず、組合事務所に立ち入ることも制限されています。
憲法28条が保障してきた団結権・団体交渉権・団体行動権の労働三権に対する破壊だけでなく、基本的な人権そのものが否定されるような不当な弾圧が行われています。新自由主義の下で大資本のやりたい放題の利益確保に向け、歴史の歯車を大きく逆回転させようとする大弾圧です。
今回の弾圧では、建設現場における安全確保、環境保全のためのコンプライアンス(法令遵守)啓蒙活動や団体交渉の要求、そして保育所に提出する就労証明書の発行など、当たり前の労働者の要求と組合の活動が「強要罪」にでっち上げられ、明白な犯罪となる実行行為がないにもかかわらず、「目的の共謀」だけで犯罪としています。
まさに共謀罪の先取りともいえる弾圧です。絶対に許してはなりません。ぜひ本集会への参加と賛同をお願いします。
賛同連絡先:労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会
〒601-8015 京都市南区東九条上御霊町64-1 アンビシャス梅垣1F
☎075-691-6191 FAX:075-691-6145
Email:kyotama@mbox.kyoto-inet.or.jp
※ 11.24 集会に *賛同します( 賛同金一口 1000 円× 口 )
※ 11.24 集会実行委員会に( *参加します *参加しません )
※ 京滋実行委員会のメーリングリストに ( *参加します *参加しません )
(参加希望の方は、下欄にメールアドレスを活字体でご記入ください)
団体名
個人名
連絡先
(メールアドレス・電話番号・住所のいずれかをお知らせ下さい)
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連帯労組の闘い(映画「フツーの仕事がしたい」
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