運動組織論

A君救援・反ヘイト運動と中核派

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(とある方への意見として送った私のメールを、プライバシーに配慮して修正の上で転載)

団結 草加耕助です。
 ××さん。はっきり言って私は中核派に偏見がありますし、非常に具体的に、物理的・精神的・運動的に徹底的に被害を受けた者です。殺してやるとも言われました。そんな私が意見を言うのは不適任かと思いましたが、そういう経験を持つ私が今、この問題についてどう思っているかを書くのも参考になるかと思い直しました。

 まず、一番言いたいのは、××さんがA君の救援運動を見て、どう思いますか、どう感じますかということです。私は、それらを見て、聞いて、感じて、その場にいて、とても心地よいし、正しいと感じるし、応援したいと思うし、しなくてはいけない問題だと思うからいるのですが、××さんはどうですか?

 もちろん全部がそうではありませんよ。時には「?」と思うこともありますが、問題はそういうことが自由に発言できて討論できるかどうかです。自分がしたいと思うことを、「そんなのダメだ」と制動したり、「こうじゃなきゃいけない」「あいつとつきあうな」みたいことを上から目線で平気で言う人や運動はダメだと思いますが(「党」の内部なら一定仕方がない面もありますが好ましくはないし、まして外部の人に対しては絶対ダメだと思う)、今のところA君の救援運動やその界隈にはそういうことがありません。

 つまり言いたいのは自分の直感を大切にするべきだということです。その直感はだいたい当たる。すごく居心地が悪いというか、聞いていて嫌な話だとか、差別用語が連発されるとか、ここは嫌だなと思うところにいても仕方がないでしょう。
 私は「○○は中核派だ」とか「党派だ」とか「サヨクだ」とか、そういうレッテル貼りで他人の努力を全否定してしまう尊大な場所……はまだいいとしても(私も「あそこは右翼だ」とか言いますもんね)、それを自分以外の他人にまで押し付けるような運動は、どうしても体が拒否してしまいます。

 その上で、もし××さんがA君救援運動は正しいし、やらなくてはいけない、やるべきだ、やりたいと感じてくださり、でも中核が支援するのは気になるという場合を考えてみます。
 中核が「組織的に支援」を決定しているかどうかは私は知りません。××さんがあげたHPも中核派のサイトではなく、その学生大衆組織のものですから。むしろ××さんが気になるのは「そんなふうに見える」ということですね。

意見の押し付け まず私は運動というのは、批判されたり支持されたりすることを拒否できないと思います。中核派にかぎらず誰にでも、A君救援運動を批判する自由と同時に、支持する自由があると思います。それは他人の頭の中のことです。それをグダグダと、批判されたと大騒ぎしたり、支持されたらされたで最初に「ありがとう」も言わずにグダグダ注文や文句をたれる、つまり、他人の頭の中を自分の思う通りにしよう、思う通りにならないから腹が立つわけで、そんなことではいけないと思います(もちろん「ありがとう、だけど…」ということは有り得ます)。

 事実として、A君救援運動を支援してくれる人の中には中核派所属の人も(一人)いますが、別にA君救援は××さんが心配するような、中核派から「組織的支援を受けた運動」ではありません。もしそうなら私もここにいられないでしょうから。つまり、ちょうど反原発運動と日本共産党の関係とほぼ同じだと言えばわかりやすいと思います。反原発運動の中には共産党の党員のひともいて支えていますし、いろいろと貢献もしています。だからと言って、それだけで反原発運動が共産党系の運動では全然ないでしょう。ただ共産党や反原発運動が嫌いな人はそういうふうに言うし、なにかと「そんなふうに見える」ように情報を流します。A君救援運動も同じ。そういう悪意のある敵対勢力の情報操作に私たちが踊らされる必要はないと思います。

 最後に、私が中核派をどう思っているかですが、悪いですがはっきり言って嫌いです。ついでに言えば日本共産党も嫌いです。この両者はお互いを批判しあって、特に共産党は大衆が中核に近づかないためにものすごいエネルギーを使いますが、私からしてみたらどっちも似たようなもので、そのセクト主義や排他性、党派エゴ的な大衆囲い込み路線やご都合主義においては、どっちもどっちだと思っています。

 ただ、それでも私は、単に「○○は中核派(共産党)だ」とレッテルを貼って、あとは用意されたステレオタイプの批判ですますような思考停止には陥りたくありません。彼らの言うこと一つ一つをちゃんと聞いて、自分の頭で考え、支持するべきことは支持し、批判するべきことは批判していくべきだと思います。何より中核派も共産党もまた、私たち同様に反ヘイトや反弾圧、反原発の一翼を担う勢力であることは確かなわけですし、どうしても同意できないことは「別個の道を進んで共通の敵を撃つ」べきだと思います。私はそうしますし、そして中核派や共産党にもそのことを要求します。あんたら、運動の内部での叩き合い(内ゲバ)なんてしている余裕があるんですか?ということです。

 私は共産党や中核派と同じ現場にいて話をすることもあります(めったにないですが)。ですが決して癒着はしていませんよ。自分の意見はちゃんと言う。一口に中核派と言うけれど、中核派や共産党にもイケズな人もいれば親身になってくれる人もいる。闇雲に何が何でも反中核をいう人は、真面目に中核派のあり方を批判(提言)しているのではなくて、他に何か意図がある人じゃないですか。

■参考:「ちょっと違う」と感じたこと(ときわ列車さんの日記へのコメント)

コメント

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  7.  僕の個人的な考えとしては、中核派は反ヘイトにもっとかかわるべきと思う一方、それは各個人単位ないし系列各労組・団体単位だけでやるしかないと思います。そもそもヘイトスピーチに対して「権力が煽っているだけ」とか「一部の人間のやること」とタカをくくっている節があった彼らが反ヘイト運動を「党」という単位で「組織的に支援」できるはずがないと思います。

     思うに、中核派のシンパなり「党員ではない系列労組組合員」などに反ヘイトを志向するひとは相当いると思います。ならば、各個人ならびに各労組・団体の「自由意思」でもってコミットするしかないと思います。そうやって「組織の頭」が無視できないくらいになればいいなと思います。もっともそれを突っぱねたり「労働者組合の復活がヘイトを打ち破った」という類の曲解をされたらアウトです。そうなったら僕自身も「別個の道を進んで共通の敵を撃つ」道をえらぶしかないでしょうね。

     以上、いち「シンパ」の戯言でした。失礼しました。

  8. RT @kousuke431: ブログ旗旗 更新】 A君救援・反ヘイト運動と中核派 – 旗旗 http://t.co/ZCDR8J3w64

    • 通りがけ
    • 2014年 8月 01日

    ラジオイラン日本語ニュース毎更新ニュース投稿
    http://japanese.irib.ir/news

    イスラエル戦争犯罪偏執狂ユダヤフリーメーソンが東電もNHKも新聞社も霞ヶ関全省庁(宮内庁法務省ふくむ)も検察も自衛隊も全部作った真犯人だから、こいつらにやらせる限り絶対に福一石棺桶化は達成しないよ。わざとやらないのだ。それは原爆投下も原発事故も同じ真犯人イスラエル戦争犯罪偏執狂ユダヤフリーメーソンが策謀したまさに悪逆非道の戦争犯罪だからである。

    イスラエルこそアメリカ軍と似而非日本人政府を使って世界中で戦争犯罪を重ねている地球のテロの根源中枢魔窟国家であり、国連をでっち上げて世界中の他国に外交官特権治外法権をたてに無法暴力犯を潜入させ標的国家破壊戦争工作を地球上隈なく仕掛けている。

    世界中の国々はただちに自国のイ スラエル大使館を閉鎖解体撤去し て外交官特権を剥奪し、国連でイ スラエルを敵国指定してイスラエ ル国の交戦権を剥奪せよ。

    「イスラエルよ悪を為すな」

    釈尊の言葉
    「世に母を敬うことは楽しい。また父を敬うことは楽しい。」
    「母と父とは子らに対して多大のことをなし、育て、養い、この世を見せてくれた。」
    「母、または父が老いて朽ち衰えていくのを養わないで、自らは豊かに暮らす人、これは破滅の道である。」
    「親の義務とは、子を悪から遠ざけ、善に入らしめ、技能を習学させ、適当な妻を迎え、適当な時期に相続させることである。」
    「子らは、すみかであり、妻は最上の友である。」
    「自分よりも愛しいものはない。同様に他の人々にも、自己は愛しい。故に自己を愛するものは、他人を害してはならない。」
    「生き物を自ら害すべからず。また他人をして殺さしめてはいけない。また、他の人々が殺害するのを容認してはならない。」
    「あらゆる生物にたいして暴力や悩みを与えてはならない。」
    「世界はどこも、とどまってはいない。すべての方角も揺れ動いている。私は、安住の地を求め探したが、どこにもなかった。すべて、死や苦しみにとりつかれている所ばかりだった。殺そうとしている人々を見よ。武器をとって打とうとしたことから恐怖が起こった。すべてのものは、燃えている。欲望と怒りと愚かさによって。」
    「怨みは怨みをもって止まず。怨みを捨ててこそ止む」
    「人の価値とは、生まれや身分によるものではなく、清らかな行いによって決まる」

    イスラエル大統領と首相宛

    「この世の宝こどもたちを殺す軍事攻撃という悪逆非道をただちにやめなさい」

    参照http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/925.html#c56

  1. 2014年 10月 03日
    トラックバック:tomo san

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