by ジグザグ会 /Y.八尋
私は普段、毎日のようにノンストップで一時間泳いでいるので、海に落ちても泳ぐ覚悟で本日は抗議船に乗り、荒れて大揺れはしましたが落ちる事なく、無事に戻りました。私が初めて沖縄に来てその形を面白く感じた珊瑚を破壊し、今まで見た他のどの海より綺麗な色の海を埋めたててしまう、その準備のための海の中に入れられたコンクリートブロックなどを、皆で見たりしました。
その後ゲートに戻り、座り込みをしましたが私自身、運動に深く関わった経験が無いので、初めてガタイのいい沢山の機動隊に囲まれただけでも大変な恐怖で怯え、他の人達はスクラムを組んで機動隊に抵抗していたり、現地のおばぁも力強く抵抗する中で、私は情けなく素早くスックと自分で立ち上がって逃げていました。
私が、沖縄に来て一番驚いた事は、ゲート近くの街の普通のコンビニの駐車場で、常に訓練の生々しい銃声が聞こえてくる事です。戦争で、人が人を殺す為の訓練の音が日常で聞こえてくるという事は恐ろしいです。
他の日にも飛んでいる戦闘機を見たり騒音を聞き、小学校の近くに危険な基地があり、沖縄の人にとってどれだけ基地や米軍が身近な物なのかと言う事、自分が今まで本土に居て感じる事の出来なかった事実を肌で感じ、70%の基地を押し付けられている現実、もし自分の住む家の近くに基地があったら…という凡庸な想像が、とんでもない具体的な現実として目の前に迫ってきました。
どうすればいいのか全くわからないのですが、これを東京で伝えたいと言う気持ちで一杯になりました。
(辺野古リレーへのレポートとして)
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