反原連 MisaoRedWolfさんインタビュー(週刊ポスト)を読んで
『週刊ポスト』の今週号に、官邸前抗議行動の呼びかけ主体である「首都圏反原発連合(以下、反原連)」のメンバーのお一人である、MisaoRedWolfさんへのインタビュー記事(担当:元ジャーナリスト上杉隆さん)が掲載されて...
『週刊ポスト』の今週号に、官邸前抗議行動の呼びかけ主体である「首都圏反原発連合(以下、反原連)」のメンバーのお一人である、MisaoRedWolfさんへのインタビュー記事(担当:元ジャーナリスト上杉隆さん)が掲載されて...
左派が安心して集まれる隊列を (「四トロ掲示板」への投稿より) これはね、確かに「難しい」ですが、やれることをやれる範囲でどんどんやっていくしかないと思ってます(能天気)。 1万人とか10万人規模の参加者の中、毎回ほぼ...
もちろん、集会などの趣旨に真っ向から反する主張で荒らしにくる者は、主催者からつまみ出されて当然ですが、その趣旨に同調する人たちに対してさえ、主催者が決めたスローガン以外は旗や横断幕はもちろん「口に出してもいけない」なんて、未だかつてどんな集会でも聞いたことがありません。
このところの金曜日の官邸前デモについて賛否両論がさかんに議論されています。ツイッターがもっとも盛んでしょうか。 あるかたのつぶやきを読んでその通りかも…と思いましたのでお借りします。 実は私も、「主催者側に問題ありだから...
運動の高揚の中でこそ読みたい一文 今日は、昨年の611新宿の騒ぎに関して思い出した、暴力に関する論文を紹介したいと思います。 もともと新左翼潮流の間では、暴力論について種々の考察がなされており、一般に「否定の否定の論...
2012年5月5日23時3分、最後に残った北海道泊原発3号機が運転を停止し、これで日本国内に「運転中の」原発はゼロになりました。東電管内はとっくに原発ゼロでしたが、それでも、日本国中どこに行っても、自分の使っている電気に原発が含まれていないと思うと、本当にホッとした気分になります。 安全とか言う以前に、そして「よく調べてみれば」というレベルではなく、明確に他人を犠牲にし、踏みつけにして得た電気で「快適な」生活を送る罪悪感から、少し解放されるからです。部屋の明かりを眺めながら、かなり気が楽になりました。願わくば生涯このままの状態でいてほしいものです。
お前はなんで昔の党派時代のことにいつまでもこだわったり、党派を擁護するかのような古臭いことを言うのかと、複数の方から問われたので、一応の問題意識をここに記しておこうと思う。 まず私は自己に対する拘泥が激しいと思うが、...
「ニュースとお知らせ」コーナーの、京都市長選に関する記事に、珍しくコメントをいただきました。うちはアクセス数から考えても、異様なくらいコメントが少ないサイトでして(泣)、さらにニュースのコーナーへのコメントはさらに少ない...
先ふたつのエントリ(「反対する会」と6・11主催の間における確執)について、メールや口頭でのご指摘、はてブのコメントなどで、いくつか面白いものをいただきました。そのうちで、私が書いておきたいと思ったいくつかのものについ...
◆デヴィッドさんがどうしたってぇ? 昨日のエントリの続きなわけですが、まあ、もうこんなこと、Twitterくらいでしか誰も何も言わないし、私も別にもういいかくらいの気持ちになっていたんですよね。でもなんか「ヘイトスピー...
◆自分に誠実であるために 他にも書きかけの原稿や、優先順位から言えば先に書かねばならない大切なこともあるのですが、ちゃんと書いておかないと、私のいままでの、そしてこれからの発言が嘘にもなりかねない話題だろうという点で先...
福島原発事故から1ヶ月となる4月10日、各地で同時多発的に反原発デモが行われました。デモが行われたのは、マスコミによれば東京2箇所(高円寺・芝公園)、札幌、富山、鎌倉、熊本、沖縄など計7個所ですが、それ以外に京都などでも行われたという情報もあり、そういうものを加えると、本当に何箇所だったのかわからないくらいです。とりわけ東京は高円寺で1万5千人という空前の人々が結集し、それに先立つ芝公園でも2500人という近年にない人々が参加しました。
これからは相対主義が大切 草加:彼は面倒見のいい、良い人だよ。ただ、自分の感性が一番と思うところが玉にきずかなー。 yuki:だったら私はあわないタイプかなー 草加:これからは「相対主義」が大切だと思う yuki:なにそ...
前のエントリーで私は、「日本国内で(中国政府を強く批判している人を含めて)中国人に対する感情的な反感や、大きな差別事件が顕在化しないことは、誰にとっても大きな救いだと思います。日本人はそのことを誇ってもいいと思う」とか...
三里塚闘争の参加報告を書く前に、いただいたコメントへのレスをまとめて書いてしまおうとしたんですが、新社会党を支持しているとおっしゃるまる・いさんのコメントへのレスが例によって長文になってしまいましたので、エントリーとし...
すでに超有名になっているニュースですが、あらためてドレスデン市民に敬意を表したいと思います。大きな勇気をいただきました。(詳細と動画はこちら)。 たしかに欧州とは違い、日本において、ネオナチを社会的に克服していく歩み...
全民衆的な幅広い同情の存在と、運動の右翼による独占というネジレが、個別日本におけるこの問題の進展を様々に特徴づけてきました。右翼の政治戦略で考えてみれば、今後ともこういう分野から左派・リベラル・中道派を締め出し、自分たちの運動の基盤、新規参加者を獲得する動員源にしておいたほうが得策です。そのせいで参加できずに締め出された人に「北朝鮮はどうしたw」とか言っておけばいいのですから楽ですよね。
えーと、たまには「元過激派」らしいタイトルをつけてみたかったのですが、タイトルと本文はあんまり関係ありません(笑。 さて、前のエントリー(「普天間は『移設』でなく『閉鎖』せよ!『鳩山首相への緊急提案』に連名を!」)を...
(一) 何と申しましょうかねえ。。。。(=^^ゞ ポリポリ まず、ここで自分の意見や主張を開陳していきたいとか、それに対してまた私が意見や感想を書かなきゃいけないという関係になるんでしたら、ウザイのでお断りします。こ...
重信房子さんが逮捕された後のアラブ世界の反応は「戦士・重信」と新聞やマスコミ全てが報道しているという事です。その意味をもう少し日本側が考える必要があるのではないか。彼女はイスラエルの侵略戦争に対するアラブ側の抵抗戦争に従軍していたので…
もうすでに一段楽している(と思う)のですが、総選挙で自民党が歴史的な大惨敗をした前後、2ちゃんねるをはじめとした掲示板で、「ネトウヨざまーみろ」みたいなスレや話題が連続して立ち、一部で話題になりました(→参考資料)。 ...
※このエントリーはこちらの記事の資料として掲載しています。 ※写真は三鷹の反戦パネル展を集団で妨害にきた『在特会』のメンバーです(詳細)。 1 :名無しさん@3周年:2009/08/28(金) 04:21:38 ID:f...
ここのところ右翼活動家(というよりも最近は脱北者救援のと言ったほうがいいかも)の三浦小太郎さんから連続してコメントをいただきました(→その1、その2)。私なりに解釈いたしますと、自民や小泉路線を批判しているだけではダメ...
そういう「真の保守」とかいう表現にも眉唾になるんですよ。つまり左翼の経験から言いますと、「真の」何かが別にあって、それにはずれたから悪かったんだという発想に立つと(もちろんそういう側面があることは否定しませんが)、結局は「やり方が悪かっただけ」という結論になってしまう。そして左翼運動やマルクス主義そのものを俎上にのせることが、逆に許されざることになっていく。やがてお互いに「真の」を競い合ってかえって窮屈になってしまうという流れになっていくわけです。行き着く先は文化大革命的な世界ですからね。戦前の天皇制を肯定する復古主義的・反憲法的な右翼は、この「やり方が悪かっただけ」という主張が強くて、「あら、昔の左翼と同じ道をたどっているよ」としか私には思えないんです。
以前に在特会の桜井誠さんが、「左翼こそファシスト」という趣旨の発言をしていて、「この人は何を言っているのだろう?」と首をかしげたことがあります。ファシズムというのは資本主義が危機の時代に「民主主義社会」で特有に現れる極...
今日のテーマ「黒歴史」「右翼バブル」です。こちらにいただいた、ひゅうがさんのコメントに対するレスを書いていましたら、コメントとしては長くなりましたので、エントリーとしてあげたものです。 「行政の右傾化」について これ...
6・13対抗行動は、「ボクらは民族排外ではありましぇん」と言い訳していた在特会側が、そういうタテマエが面倒になったのか「在日を追い出せ」とシュプレヒコールして歩くといういう、彼らの本音満載のモノクロームなデモだったのに...
私も含めて驚かれた方が多いと思いますが、沢田研二さんが『わが窮状』という「護憲メッセージ」を歌っておられます。「9条」と「窮状」をかけて、憲法が危機に瀕している「この窮状を救おう」と歌っています。 作詞はなんと沢田研...
□ 反戦動画集のトップにもどる 永遠のカリスマ、チェ・ゲバラ青春の日々 23歳の医学生エルネスト・ゲバラは、好奇心のままに親友アルベルトと中古のおんぼろバイクで南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあても...
□ 反戦動画集のトップにもどる 時代は終焉を迎えていた。戦後と呼ばれた日本が終わり、この国の“いま”が始まるときだった。 1972年2月、連合赤軍の兵士たちは「あさま山荘」を占拠した。 猟銃やライフルの銃弾が...
ただ総じて何と申しましょうか、やはり喜八さんは「ちょっと古い」と思いました(スマソ!)もちろん喜八さんが批判する旧来型の左翼はもっと「すごく古い」わけなんですけどね。つまり最初にそういうものに反発して出てきた喜八さんのような世代の考え方も、すでに少し古くなりつつあるんじゃないかと。私は「右も左もない!」ではなくて、「右も左も全部ある!」のほうが楽しいんじゃないかなあと最近は思っているのです。
聖火リレーに抗議する人々に混じり、個人的に中国当局を批判するプラカードを掲げて抗議していた時のことです。彼が中国人だとわかると、なんと!この聖火リレー抗議隊は、プラカードを掲げる彼を取り囲んで吊るしあげはじめたのです!びっくりしました。聖火リレーに抗議している人々は、中国の人権侵害ではなく、それに抗議する人も含めて、手当たり次第に中国人をなじっていたのです。すごくショックな光景でした。
どうも右派系の中のごく一部の悪質な人(私がネトウヨと呼んでいる人々)が、チベット問題を文字通り単なる<ネタ>として使って、左派系のブログや掲示板を荒し回るという唾棄すべき行為を行っている(いた)ようです。これは命がけで闘うチベット人民に対する最大限の侮辱行為以外の何者でもないでしょう。そういう現状もふまえて「四トロ掲示板」に以下のような投稿をしました。
□ 反戦動画集のトップにもどる 加川良の名を一躍有名にした出世作。 ちなみに、職場の若い子らとカラオケに行ってこの曲を歌ったところ、はじめて聞いた20代前半の女子から「草加さんにぴったりの曲ですね!」と満面の笑顔で言...
「歴史はくりかえす。一度目は悲劇として。二度目は喜劇として」(カール・マルクス)。とにかく、「保守系論壇」は、マジで新左翼運動高揚期の末頃と非常によく似た雰囲気になってますね。一見すると盛り上がっているように見えて、実は大半が付和雷同分子にすぎない。彼らは「よりわかりやすいもの」「より過激なもの」へと流れて先鋭化していきます。左翼の場合も、それは運動の進歩ではなく、実は中身の空洞化だったんです。
今回の結果を私のような人間の立場から一言で言えば、国政レベルにおける「左派の絶滅」という事態だと思います。中道右派のロワイヤル氏が「左派代表」とされ、保守候補にすぎないバイル氏が「中道」扱い。トンデモ候補のサルコジ氏がトップですから、一回投票制なら当選が決まっていたわけです。さらに極右のルペン氏が「有力候補」の一人です。4人の「有力候補」の中に左派は一人もいません。つまり政治の中心軸が非常に短期間に、驚くほど右にスライドしてしまって、そこから左派がはじきだされているのです。
以前に書きました「一日共闘集会の報告」の最後に、補足として付け足した文章です。 上記のエントリーに対していくつかコメントや反応をいただきましたが、この「補足」に対するものが多かったです。また、エントリー下段のわかりに...
デモしてきました アッテンボローさん、戸田さん、黒目さんのサイトでも呼びかけられていた「三悪法を廃案へ! 11.22大阪緊急行動」に行ってきた。この3人に呼びかけられて「俺もいくぞ!」とか言われたら、もうこりゃ行くしかな...
■ 懐古的資料室の目次にもどる アッテンボローさんのサイトに、中核派の故本多延嘉書記長「中国文化大革命批判」の学習ノートが載りました。それを読んで、運動や党のあり方を論じたこの論文を思い出しました。 本論は革共同(中...
現在、論争に応じてくださっている中核派の現役の方は、やはり中核が「路線転換」してからの結集で、内ゲバばっかりしていたころの学生戦線の状況などを直接にはご存じないようです。つまり当時の私と同じような立場の方なんだと思います。で、この方がおっしゃっている「中核派は路線を転換したのに、いまだに怖い内ゲバ集団のように言うの不当であり、対立セクトを排除するための党利党略で、縄張り争いだ」という考えは、実は当時の私が考えていたことそのまんまなのです。