床波海岸の海から突き出ている二本のピーヤ(排気・排水筒)は、かつて、この地に長生炭鉱という海底炭鉱があった名残です。1942年2月3日朝、坑口からおよそ1㎞付近の坑道の天盤崩壊で海水が浸入し、坑内労働者183人が犠牲になりました。そのうち136人は日本か植民地支配した朝鮮半島から強制連行された、あるいは生活苦から渡日を余儀なくされた朝鮮人でした。
この事故は戦争逐行のために安全を度外視して石炭を掘り続け、「尊い命」が犠牲となった人災であると言わざるを得ません。今なお、183人の犠牲者の遺体は冷たい海の底に眠ったままです。当時、事故の詳細は市民には知らされず、長い問、この亭実は闇に葬られていましたか、市民の手で史実が明らかになり、1992年より事故の日に合わせて犠牲者遺族を招いて追悼集会(追悼式)を開催するようになりました。
2013年、犠牲者全貝の名前を記した追悼碑を建立しました。2024年9月、市民は坑口を開け、遺骨調査を開始しています。日本政府はいつまでも市民任せにせす、国の事業として協力・参加するときです!
■ 開催日:2025年2月1日(土)
※参加費は無料ですが、カンパをお願いします!
※日々の情報は下記ホームページでお知らせします!
■ 主催者:長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会
(共同代表:井上洋子、佐々木明美)
事務局:〒755-0031 山口県宇部市常盤町1ー1-9 宇部緑橋協会内
chouseikizamukai@gmail.com
https://www.chouseitankou.com/
追悼式
■ 時間:11:00~12:30
■ 場所:追悼ひろば
〒755-0153 山口県宇部市床波1-23
JR宇部線「床波駅」から徒歩5分
https://x.gd/2epMq
※Googleマップで長生炭鉱殉難者の碑を目指してください。
※車でお越しの方は床波漁港の駐車場をご利用ください。
■ 内 容:
・遺族の皆様による追悼行事
・日韓青少年による若者アピールなど
伊左治佳孝さんの遺骨潜水調査見守り
■ 時間:13:30~16:30
■ 場所:坑口ひろば
JR宇部線側より長生炭鉱殉難者の碑に向かって入った場所
※追悼ひろばから徒歩で10~15分
※潜水調査の予定は
1月31日(金)13:30~
2月1日(土)13:30~
2月2日(日)9:00~
第2次クラウドファンディング開始
目標600万円
・潜水調査を持続するための坑道入口の補強工事400万円
・遺骨発掘後のDNA鑑定・遺骨返還事業200万円
★ 第1次クラウドファンディングでは1200万円(郵貯口座への入金を含む)が集まり、2024年9月坑口を開口し、10月26日国内外からご遺族20名を招いてマスコミ含め250名の参加で坑口前にて犠牲者への追悼を行いました。
★ 10月30日に開いた坑道の潜水調査が行われました。
★ 200m潜水し、遺骨調査が可能であることが確認されました。
★ 坑口を開けたことによる新たな課題として、潜水調査を持続するための坑道入口の補強工事に400万円、遺骨発掘後のDNA暖定・遺骨返還事業に200万円、合わせて600万円が2025年の遺骨返還の予算として必要となっています。
第2次クラウドファンディングを12月10日から2月15日までの2か月間実施します。ご協力お願いいたします。
ご支援下さる方はコチラ→https://x.gd/8DwOw
クラウドファンディングのページから…が難しい方は…「刻む会」の郵便振替口座に直接入金をお願いします!
口座番号 01590-7-32405
名義:長生炭鉱の「水非常」を歴史に刻む会
(ゆうちょ銀行 店番159 店名一五九 口座番号0032405)
※備考欄に「坑口カンパ」と明記。
なお、「坑口カンパ」明記のものには領収書は発行しません。
ご了承ください。
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