international human solidarity day

ネットウヨと全共闘(1)

この間ここでは折にふれて「ネットウヨ」という呼称を使ってきました。元来(行動や思想にではなく)人にレッテルを貼るのを嫌がる私がこう言うんですから、それはつまり、かなり怒っておるわけです。これに対してコメント欄などを通じ、JSFさんとか、逸般人さんなどからネットウヨという呼称、およびその生態の分析について繰り返し異議が申し立てられておるわけです。それでまあ、エントリーをたててまとめて考えてみようという。

右翼活動家からの左派への提案

右翼活動家の三浦小太郎さんより、北朝鮮難民(いわゆる「脱北者」)に関して、左派系の人々への呼びかけと問題提議が投稿されていました。私もこの問題については、クルド人難民との関連で何度かふれたことがありますが、やはり日本に住むものとして避けては通れない、自分の意見を持っておくべき事柄だと思いますので、議論の素材として提示させていただきます。

クルド人送還の危機/拷問・虐待のおそれ

日本に保護を求めるクルド人の難民は約400人ほどもおられるそうです。その中で、国連の審査を通過して難民であるとの認定を受けた人はほんの一握りです。しかし日本はこの国連の難民認定証を提示したわずかな人々さえ「犯罪者」として迫害の恐れのあるトルコに強制送還しようとしています。難民保護は条約に加盟した日本の国際的な約束です。この国際基準では難民と認定されるような人々でさえ保護しない、あまつさえせっかく逃げてきた国に送り返して相手国の警察に引き渡すようでは、日本は世界に対して大嘘つきになってしまいます。

西部邁(映画「レフト・アローン」より

西部邁さんの「変節」に思うー同じ人間がいるだけ

西部さんは共産主義者同盟(ブント)の代表的なアジテーターとして「政治の世界」に登場した人です。私も政治的な運動に入ったのは、ブント系の一員としてですから、いわば西部さんは(冗談ではなく)私の先輩にあたる人なわけです。現役活動家時代には、こういう人のことはさっぱり理解できなかったし、もともと自己に拘泥する極端な個人主義者が、思想的に脆弱だった結果ではないかとか思っていたわけです。

荒し・スパムとの闘い

まず批判ありきでは駄目っしょ?

集団での悪質な荒らし行為(コメントスクラム)が言論萎縮効果を生むまでになっています。まあ、意見の違う相手への真摯なコメントと荒し行為は紙一重なんですよね。たとえば掲示板でお付合いのある右翼の方は、左翼系の掲示板に書き込む時、右翼の政治主張、とりわけても歴史認識の問題は絶対に書かないことを自己に課していおられます。理由は「本人の主観的意図に関係無く、相手側から見ればどうしても荒し行為になってしまうから」だそうです。

反戦反安保

アルジャジーラが米企業に売却の危機

アルジャジーラが、アメリカ企業に買収されてしまう危険が出てきました。売却先として、米フォックス・ニュース・テレビがあがっているとのことです。ブッシュ政権によるアルジャジーラへの圧力については、ニューヨーク・タイムズが1月30日付で報道していますが、アメリカの圧力と売却が無関係と考えるのも不自然な状況です。

人間の尊厳(人権)

どこが「普通の国」やねん!-クルド人難民送還に行動を

「外国人の受け入れ」だとかそういうことではなくて、そもそも国連が認定した政治難民を、逃げてきた本国に強制送還して家族を引き裂き、一生会えないかもしれない状況に置くことが、「普通の国」の、いや、血の通った人間のやることなんですか!小泉総理はイラク問題では「国連中心」を提唱したこともありましたよね。やっぱりあれは「対米追従」の批判をかわすためのその場限りの適当な二枚舌だったんすね。

ブログランキングブログとパソコン

反戦サイト、ランキングに参加す-なぜか上位に(゚o゚*)

そういう「民間人ではなく権力者と闘う」ことをまず第一と考える左派の良き伝統は守りつつも、今までみたいに政府や権力者に対して「だけ」ではなく、マスコミや民間にも自分の意見を伝える努力をするということをしてもいいんちゃうかということが一つ。そしてそういうマスコミやネットなどを通じて、「自分を実際よりも大きく見せる」右翼の運動論にも一理あるかなということが一つなわけです。特に左翼の方々のネットに対する鈍感さには目を覆うものがありますし。

反弾圧

緊急!関生労組への弾圧に抗議を!

大変な情報が入ってきました。またも大阪府警です。労働組合、連帯労組関西地区生コン支部(関生)に対し、まさしく総力をあげた弾圧を開始しました。あのマルチン牧師の言葉を今ほどリアルに感じることはありません。私は今回の事態に対し左右の政治的意見の違いを超えてすべての人々が大阪府警への抗議を行われるよう呼びかけます。10年後に後悔しても遅いのです!