人権と共生を考える

京都朝鮮小学校襲撃事件への抗議集会国家・国籍

報道】京都朝鮮小学校襲撃事件への抗議集会に900人

抗議集会に900人 円山からデモ行進京都朝鮮初級学校に差別発言(京都新聞 2010年03月28日)昨年12月、京都市南区の京都朝鮮第一初級学校に、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を名乗る団体が押しかけ在日朝鮮人を差別する発言や脅迫を繰り返したとされる問題で28日、差別的攻撃に抗議する集会が東山区の円山公園であった。集会は、大学教授や弁護士らが呼びかけ人となり、実行委が開催し、900人が参加した。

ウヨ・サヨ論

対北朝鮮人権運動の全人民化を希求します

全民衆的な幅広い同情の存在と、運動の右翼による独占というネジレが、個別日本におけるこの問題の進展を様々に特徴づけてきました。右翼の政治戦略で考えてみれば、今後ともこういう分野から左派・リベラル・中道派を締め出し、自分たちの運動の基盤、新規参加者を獲得する動員源にしておいたほうが得策です。そのせいで参加できずに締め出された人に「北朝鮮はどうしたw」とか言っておけばいいのですから楽ですよね。

国家・国籍

糞をよけるのは怖いからでなく汚いからだ-「在特会」の小学生襲撃事件について考える

冷静に考えてもみようではありませんか。在日朝鮮人は、戦前に自分の意思によらず日本人とされ、本土に移住して生活の基盤を築いたとたん、今度は自分の意思によらず一片の通知で突然に国籍を剥奪された人々とその子孫です。彼らは「特権を付与された外国人」ではありません。事実は全く逆で「権利を剥奪された元日本人」なのです