[スポンサーリンク]

子どもたちと考える戦争と平和展 in 高槻・島本 2021(高槻市)

 敗戦から76年、アジア太平洋戦争における日本の「加害」と「被害」の歴史をみつめなおすとともに、戦時下の大阪、高槻、島本を振り返り、「戦争」と「平和」について考えます。
 感染対策には万全を期しての開催となります。昨夏は、コロナ禍のため残念ながら中止にしましたので、今年こそは、と力を入れていますが、子どもピースコーナーや図書の閲覧は中止とし、イベントは来場者が集中しないよう本展とは期間をずらし、来場者を制限しての開催となります。大変にご不便をおかけしますが感染対策にご理解とご協力をお願いします。
 第6回目の開催、ご来場、お待ちしています。二度と戦争をさせない、起こさないために

子どもたちと考える戦争と平和展

■ 日 時:2021年8月12日(木)~8月15日(日)
 9:30~19:00(最終日は17:00まで)

■ 会 場:高槻市立生涯学習センター 1階展示ホール
 〒569-0067 大阪府高槻市桃園町2番1号
 JR京都線「高槻駅」から徒歩10分
 阪急電鉄京都線「高槻市駅」から徒歩10分
 https://tinyurl.com/5792da77

■ 入場料:無料

◇ 高校生・学生・若もののみなさんへ-会場ボランティアを募っています!
 ご協力お願いします。展示準備(8月10日)、期間中(8月12~15日)。

■ 主 催:子どもたちと考える「戦争と平和展」in高槻・島本2021実行委員会
 連絡先:電話 080-3818-7042

※資料提供:「平和のための埼玉の戦争展」実行委員会
      女たちの戦争と平和資料館(wam)
      ピースおおさか
      高槻「タチソ」戦跡保存の会
      高槻市
      大阪商業大高校デザイン美術コース
      名護市
      原水爆禁止日本協議会
      河田隆史

パネル展

■ 期間:2021年8月12日(木)~15日(日)
 時間:9:30~19:00(最終日は17:00まで)

■ 会場:高槻市立生涯学習センター 1F展示ホール
 https://tinyurl.com/5792da77

※入場無料

■ 主催:子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本実行委員会

展示内容と催し

1.日本はアジア各地で(「平和のための埼玉の戦争展」実行委員会)
 1931年満州事変から中国大陸の侵略を始めた日本。
 1941年にはアジア太平洋に戦域を拡大しましたが、多くの犠牲を強いて、1945年8月無条件降伏をしました。
 アジア侵略の歴史を振り返ります。

2.中学生のための「慰安婦」展(女たちの戦争と平和資料館)
 日本軍「慰安婦」制度の説明や「慰安婦」を強いられた女性たちの証言、アジア太平洋各地の慰安所マップなどから、戦時下の性暴力について考えます。

3.沖縄戦の悲劇と米軍基地の今(「平和のための埼玉の戦争展」実行委員会/名護市)
 本土の「捨て石」とされた沖縄。
 1945年3月から6月まで米軍との激しい地上戦で県民の4人に一人が犠牲となり、その後、「命(ヌチ)どぅ宝」と平和を願う人々。
 しかし、今も続く米軍基地負担の厳しい現実に向き合います。

4.大阪に残る戦争の傷あと(ピースおおさか)
 大阪府内に今も残る空襲の痕跡や慰霊碑、軍事関連施設の遺構などから、1945年3月から始まった大阪大空襲の全体像に迫ります。

5.タチソ<高槻地下倉庫>(高槻「タチソ」戦跡保存の会)
 1944年末頃から高槻市成合に地下トンネル群(タチソ)が掘られました。重労働は朝鮮人労働者が担い、強制連行で連れてこられた人もいました。敗戦直後と現在のタチソの写真を展示します。

6.戦時中の高槻・島本
 戦争中、高槻・島本でも、子どもも大人も生活は戦争一色でした。陸軍工兵隊や軍需工場、日吉台(高槻市)や桜井(島本町)実弾射撃場などもあり、大
阪市内の疎開児童の受け入れもありました。アヘン(麻薬)生産地として、農家の裏作としてケシ栽培も盛んでした。
 今も残る戦争遺跡の紹介もします。

7.高槻・島本の非核・平和の取り組み
 非核平和都市宣言をした高槻市。
 烏本町の小学校では修学旅行で広島を訪問、被爆アオギリ2世を校内に植樹している学校もあります。
 高槻城公園にある平和祈念碑や平和祈念樹、戦争遺跡などを紹介します。

8.核兵器廃絶をめざして(原水爆禁止日本協議会)
 核兵器廃絶国際署名キャンペーンが求めた「核兵器禁止条約」は、2021年1月2日に発効しました。
 日本政府の署名・批准を求め、核兵器をなくすためには何をすればいいか、考えます。

9.戦争プロパガンダ展(河田隆史)
 戦時中の大政翼賛会などによる戦意高揚ポスターや政府が出した雑誌『写真週報』の展示などを中心に、各種メディアによるプロパガンダを集めました。
 それらの宣伝は多くの国民に受け入れられ支持されたという歴史を考える展示を企画しました。

10.デザイン美術コースの高校生が漫画で描いた原爆
 朝食前の家族、虫取りを楽しむ子どもたち-突然光る空、原爆が奪った日常を大阪商業大高等学校で美術を学ぶ生徒たちが、炸裂直前までのストーリーを考えて漫画を描きました。

11.戦争遺品と戦時下の暮らし
 戦場で兵士が使った軍隊手帳、陸軍水筒、千人針布、出征時の遺書や、教育やくらしの中で戦争体制が徹底されていたことを示す教育勅語、開戦の詔書などの実物展示。
 いずれも市民が保管していた貴重な遺品です。

12.ビデオ上映
・特集
 ・大阪大空襲-焼きつくされた大阪の街 35分 9:50~10:25 14:21~14:56
 ・石の声-沖縄戦マラリア地獄の起憶- 24分 10:25~10:49 14:56~15:20
 ・戦争の傷跡/高槻地下倉庫      19分 10:49~11:08 15:20~15:39
・アニメ
 ・十六地蔵物語-戦争の犠牲になった子どもたち- 27分 11:08~11:35 13:30~13:57
 ・しんちゃんの三輪車              24分 11:35~11:59 13:57~14:21

プレイベント

※コロナ感染防止のため、施設休館の場合には中止にします。
※会場定員は200名ですが、100名にしています。

平和カフェ「辺野古新基地建設事業の現状と課題」
日時:7月18日(日)14:00~16:00
場所:高槻現代劇場文化ホール 2F展示室
※先着100名
講師:北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会/土木技師)
問題提起:西尾慧吾さん(遺骨で基地を作るな!緊急アクション・呼びかけ人)
※入場無料

学習会「戦意高揚宣伝(プロパガンダ)を考える」
日時:7月31日(土)14:00~16:00
場所:高槻現代劇場 文化ホール 2F展示室
※先着100名
講師:河田隆史さん(高槻市在住)
※入場無料
*映像の上映もあります。

証言「敗戦間近の私たち」
日時:8月21日(土)14:00~16:00
場所:高槻現代劇場 文化ホール 2F展示室
※先着100名
お話:
・『学徒勤労動員でタチソへ』
  話し手:梅田和子さん(90歳、高槻市在住)
・『磐手国民学校での勤労奉仕』
  話し手:野口里子さん(87歳、高槻市在住)
※入場無料

証言「戦時中の学校生活-大阪大空襲の体験と集団疎開」
日 時:9月4日(土)14:00~16:00
場 所:高槻現代劇場 文化ホール 2F展示室
※先着100名
話し手:辻和子さん(87歳、高槻市在住)
※入場無料