元被告達と三里塚現地の闘いに連帯する9・18集会へ!

9・18集会ビラ
9・18集会チラシ

このビラの画像をクリックすると拡大します。また、PDF画像がこちらにありますので、ダウンロードしてお使いください。

三里塚に思いをよせるすべての人々は9・18集会へ大結集せよ!

 と、いうわけで、「○○集会へ!」とか「結集せよ!」の類の文章を書くのは何年ぶりだろ(笑)。おそらく20年ぶりくらいになるんではないかな?このブログで他人様にこのようなことを呼びかけねばならない日が来ようとは!

 かつて「廃港要求宣言の会」という、三里塚闘争を支持する多くの学者・文化人・著名人が名を連ねる会がありました。現在では活動はほぼ休眠状態だそうですが、今回の損賠攻撃をきっかけとして、去る8月14日、再びこの「宣言の会」を担った人々を中心とした会合が持たれました。

 この会合ではビラにあります「9・18連帯集会」の開催と共に、「被告連帯基金」へのカンパを呼びかけるアピールが採択されました。アピールはすぐに印刷にかけられ、8月17日に全国に向けて発送・公開されました。アピールの「呼びかけ人」は以下の方々です。

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天野恵一/石崎昭哲/石森 健/江藤正修/遠藤一郎/大野和興/小倉利丸/大沢 豊/小寺山康雄/大橋成子/加地永都子/菅 孝行/菊永 望 /北沢洋子/国富建治/虎頭昭夫/小山広明/鎌田 慧/設楽清嗣/島田清作/白川真澄/高木久仁子/高見圭司/高田 健/高橋千代司/富山洋子/塚本春雄/柘植洋三/中里英章/中山千夏/橋本 久雄/林 廣治/花崎皋平/針生一郎/樋口篤三/日高六郎/福富節男/福士敬子/藤川泰志/前田裕晤/松谷 清/村田文雄/水原博子/武藤一羊/山鹿順子/矢崎泰久/山口幸夫/柳川秀夫/吉田 勇/吉川勇一/渡辺 勉

 これは8月13日現在のお名前だそうで、今後も賛同・呼びかけ人はどんどん増えていくと思います。
 アピールの全文、および9・18集会のビラの内容は「被告連帯基金」のサイトで公表されています。また、必要枚数を知らせれば、振り込み用紙付のチラシを送ってくれるそうです。いろいろな場所で、あるいは回りの知り合いに、どんどん配布いたしましょう。

 もともと「被告連帯基金」は党派別に系列化された口座の枠を超えて、無党派の個人でも振り込みやすい「統一口座」としての機能を目指し、一部の被告団メンバーを含む有志が勝手連的に運営してきたものです。
 それがここにきて、党派はもちろん、有志の方々の手を離れ(もちろんそういう方々も含めたところで)元被告団、廃港要求宣言の会、三里塚闘争に連帯する会、それに文化人の方々といった、より大きな枠組みでの運動へとその性格が変化・発展してきたわけです。

 まさしく今回の損賠攻撃が、逆にちりぢりになっていたかつての人々を再び結集させ、賠償金に対するカンパという課題から、さらに現在でも続く三里塚現地での闘いに連帯しようという機運が作られつつあります。敵の卑劣な攻撃が、私達にもう一度手をとりあう機会を与えてくれたと言えるでしょう。

 勝手連が運営していた段階での「連帯基金」運動に対しては、今まで模様眺めだった多くの個人・団体・党派の方々もおられると思います。左翼運動や組織が抱える多くの「負の遺産」を考えれば、何かしら良さそうに思える運動にも、懐疑心の方が先にたって、すぐには支持・連帯できません。その気持ちはよくわかるし、やむをえないことだと思います。

 しかしこうしてかつて開港阻止決戦を担った人々が再び結集して潮流化しつつある今、それぞれの思いや立場を超えて(あるいはそれを抱えたままで)多くの方々や団体がここに合流されることを強く訴えたいと思います。

4件のコメント

強者の驕りを押し返せ~9・18集会へ
「共有掲示板」にも案内をコピペしましたが、9月18日(日)に文京区民センターで「三里塚管制塔占拠闘争元被告への損害賠償請求執行に抗議する」集会が行われま…

トラックバック、ありがとうございます。

>まさしく今回の損賠攻撃が、逆にちりぢりになっていたかつての人々を再び結集させ、賠償金に対するカンパという課題から、さらに現在でも続く三里塚現地での闘いに連帯しようという機運が作られつつあります。敵の卑劣な攻撃が、私達にもう一度手をとりあう機会を与えてくれたと言えるでしょう。

まさしく、そのとおりで、私にとっては、ヤツらの攻撃=再度はばたくチャンスでした。それぞれ、自分の戦線を維持しつつ、必要に応じて、結合し、歩んでいこうではありませんか!若き血潮のうねりを思い出させたヤツらの行動が、間違いであったことを、とことん、思い知らせてやりましょう。

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